J-WAVE「STEP ONE」に3日間出演しました|家系図の仕事、人を動かす、海外の名字の話

J-WAVE「STEP ONE」に3日間出演させていただきました

2026年3月9日(月)〜3月11日(水)の3日間、J-WAVE(81.3)「STEP ONE」内コーナー LISTEN AND LEARN(朝9:35〜9:45)に出演させていただきました。

DJはサッシャさん、ノイハウス萌菜さんです。

3日間それぞれテーマが異なり、

  • 家系図の仕事を始めた頃のお客様との出会い
  • 『人を動かす』から学んだこと
  • 海外の名字文化について

などをお話ししました。

月曜日:人生に影響を与えた出会い

家系図の仕事を始めて間もない頃、今でも忘れられないお客様がいらっしゃいます。

北海道のご家庭だったのですが、樺太戸籍の関係で調査が途中から進めなくなってしまいました。

本来であれば4〜5代ほど遡れる可能性があるところ、2代ほどで行き止まりになってしまったのです。

外務省への問い合わせなど、考えられる限りのことはしましたが、それ以上はどうしても先へ進めませんでした。

申し訳ない気持ちで、「今回はキャンセル・返金させてください」とお伝えしたところ、その方はこうおっしゃいました。

「戦争で遡れなかったこと自体が、この家の大事な歴史です。
それを子どもや孫に伝えていきたい。
これが重要な結果なんです」

この言葉は、今でも僕の仕事の原点になっています。

家系図は、どこまで遡れたかだけが価値ではありません。

資料が失われた理由、その背景にある時代、そこで生きた人々の記憶もまた、その家にしかない歴史なのだと教えていただきました。

また番組内では、著書『千年たどる家系図物語(ヒストリエ)』についてもご紹介いただきました。

2024年本屋大賞受賞作『成瀬は天下を取りにいく』に刺激を受け、「自分もこんな物語を書いてみたい」と思ったことが執筆のきっかけの一つでした。

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火曜日:感銘を受けた言葉

2日目は、デール・カーネギー著『人を動かす』についてお話ししました。

30年ほど前に読んだ本ですが、人間関係やコミュニケーションの本質が書かれていて、今でもとても印象に残っています。

特に心に残っているのは、「人をむやみに批判しない」という考え方です。

本の中では、アメリカのギャング、アル・カポネでさえ、自分は人のために良いことをしていると思っていた、という例が紹介されています。

つまり、人は自分では正しいと思って行動していることが多い、ということです。

自分自身に置き換えても、本当にそうだなと感じました。

だからこそ、人を責める前に、まず相手の立場や気持ちを理解することが大切なのだと学びました。

この考え方は、家系図の仕事でも非常に重要です。

ご依頼の中には、「うちは武士だったと聞いています」「先祖は立派な家柄らしいです」といったお話もあります。

ただ、実際に調べてみると、そのまま一致しないこともあります。

そんな時でも、単純に否定するのではなく、その聞き伝えの中に何が含まれているのかを丁寧に探るようにしています。

たとえば、江戸時代には武士ではなかったとしても、さらに遡ると戦国時代の武将の末裔だった、ということもあります。

伝承には、形を変えながら受け継がれてきた“核となる真実”が含まれていることが少なくありません。

だから僕は、「この言い伝えは何を伝えようとしていたのか」を、できる限り見つけてお伝えするようにしています。

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水曜日:海外で得た学び

3日目は、海外の名字文化についてお話ししました。

仕事柄、日本の名字を調べる中で、海外では名字がどう成り立ち、どう使われているのかにも興味を持つようになりました。

日本の名字は10万〜30万ほどあり、世界的に見てもかなり種類が多いと言われています。

一方、アメリカは移民国家であるため、さらに多様な名字が存在します。

また、中国や韓国では、比較的少ない姓が人口の大きな割合を占めています。

こうした違いの背景には、それぞれの歴史や社会構造があります。

中国や韓国では、一族意識が強く、同じ姓のつながりを重んじる文化があります。

日本では、家制度や村社会の中で、周囲との調和や空気を読むことが大切にされてきました。

名字を通して見ると、その国の価値観や社会の成り立ちまで見えてくるのが面白いところです。

自分の視点も広がっていく感覚があります。

個人的に一番行ってみたいのは、ロシアのユジノサハリンスクです。

以前、お客様の樺太戸籍が取れず悔しい思いをしたことがありますが、現地の博物館には何らかの資料が残っている可能性があると聞いたことがあります。

もし本当にそうなら、これまで調査不能だったご家族の手がかりが見つかるかもしれません。

もう一つ興味があるのがイギリスです。

イギリスは家系調査文化が非常に盛んで、人口の中に100万人規模で家系調査を趣味・研究として行う方がいるとも言われています。

国勢調査資料や遺言書などを使って調べる文化があり、どのような資料を、どのような視点で読み解いているのか、一度現地で見てみたいと思っています。

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選曲もさせていただきました

ちなみに3日間とも、選曲もさせていただきました。

  • 泣いて 泣いて 泣きやんだら/B’z
  • ひとりごつ/ハチワレ
  • 青空/THE BLUE HEARTS

著書『千年たどる家系図物語(ヒストリエ)』についてもお話ししています。

著書はこちら

最後に

3日間、それぞれ違うテーマでお話しでき、とても貴重な機会になりました。

J-WAVE「STEP ONE」関係者の皆様、そして聴いてくださった皆様、ありがとうございました。

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