著名人と家系図の話|一覧
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【関根麻里】さんと家系図の話
家系図作成代行センター 渡辺宗貴です。
2026年1月、「関根麻里 気になるあの人と本の話」に出演させていただきました。
YouTubeにて前編・後編の動画を公開いただいています。
前編はこちら
後編はこちら
お土産に「白い恋人」をお渡ししたところ、慌てて手持ちだった韓国のパックをその場で返してくださいました。
韓国旅行のお帰りだったそうです。
終始とても明るく、丁寧なお人柄で、家系図のお話はお父様ともしてくださると話してくださいました。
前編では、家系図の基本についてお話ししました
この番組は、著者をゲストに迎えて、作品に込めた思いだけでなく、「その人自身」を深掘りしていくブックトーク番組です。
前編では主に、以下のようなお話をしました。
- 僕がなぜ行政書士になったのか
- なぜ家系図の仕事に魅力を感じたのか
- 家系図調査の基本(まず戸籍から)
- どこまで遡れるのか(150〜200年前)
- 戸籍が取れなくなる可能性もある
家系図の入口は、まず戸籍
家系図作成はまず、「自分の戸籍を取る」ことから始まります。
そこから、親の戸籍、祖父母の戸籍…と1つずつ辿っていくことで、江戸末期〜明治初期あたりまで遡れるのが一般的です。
目安としては150〜200年前。平均すると4〜5代前、人によっては6代前くらいまで判明します。
戸籍は誰でも取れる。ただし注意点もあります
戸籍は基本的に、ご本人が請求できます。
ただし、兄弟姉妹の戸籍は取れないなど、取得できる範囲には一定のルールがあります。
ただ、祖父の戸籍などを取れば、父の兄弟姉妹の存在が分かるケースもあります。
戸籍は「いつでも取れる」とは限りません
戦災などで戸籍が焼失している地域では、途中から先が追えないケースもあります。
また、個人情報保護の流れの中で、古い戸籍が今後どう扱われるかは不透明な部分もあります。
だからこそ、「取れるうちに取っておく」ことが大切です。
本籍地は、その家の歴史の入口になります
戸籍を辿っていくと、江戸末期に住んでいた場所が見えてきます。
この「場所」が分かると、次の調査の方向性が決まります。
- 武家地だったのか
- 農村だったのか
- 町場(商人・職人)だったのか
この判定によって、江戸時代以降の調べ方が変わってきます。
後編では、苗字・家紋・本家分家の話へ
後編では、前編の「戸籍」の話を踏まえて、苗字・分布・苗字辞典・家紋・本家分家など、もう一段深いお話になっています。
苗字だけでも、ある程度は見えてきます
「自分のルーツはどこ?」と聞かれたとき、まず手がかりになるのが次の3つです。
- 苗字の意味
- 全国の分布
- 地域ごとの苗字辞典
苗字は全国に広がっていますが、分布には偏りがあり、その偏りがヒントになることが多いです。
関根さんの場合。分布と辞典から見えるもの
放送では、関根さんの苗字についても簡易調査の例としてお話ししました。
関根という苗字は全国に一定数いますが、分布を見ると、北関東〜埼玉あたりにまとまりが見えるタイプです。
苗字辞典を調べると、「関根」という地名由来や、特定の武士団の流れに関連する説など、いくつかの系統が出てきます。
大事なのは、ここで確定することではなく、「候補が見えてくる」ことです。
そして最終的に確定させるのは、やはり戸籍で辿った先の江戸末期の居住地になります。
家紋は強いヒント。ただし混じることもあります
家紋は、系統を絞り込む材料になります。
ただし、分家の際に家紋を変える家もあれば、本家と同じ家紋を使い続ける家もあります。
だからこそ、一番確実なのは「本家筋の古い墓に刻まれた家紋」という考え方になります。
結局いちばん大事なのは、戸籍で「場所」を押さえること
苗字辞典や分布の情報は、あくまで上からの仮説です。
一方で、戸籍で辿った先にある江戸末期の居住地は、下からの確かな情報です。
この「場所」が押さえられると、
- その村の歴史を調べる
- 同姓の分布を見る
- 菩提寺や墓を探す
- 地域の古文書に当たる
といった形で、次の調査ルートが開いていきます。
調査期間は半年〜1年が目安
戸籍収集だけでも数か月かかります。
その後、家系図作成と追加調査、報告書作成まで含めると、半年〜1年程度かかるケースが多いです。
時間がかかる分、点と点がつながった瞬間の「これだ」という手応えがあります。
さいごに
後編は、苗字という入口からでもここまで見えてくる、というお話でした。
とはいえ、確定は戸籍です。
そして、戸籍で押さえた「場所」から、江戸時代以降の調査が始まります。
作る作らないは別として、聞けるうちに聞く。取れるうちに取る。
これが、いま家系図に向き合う上でいちばん大事なことだと思っています。
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