
①いくらくらいかかるの?その1
その1 STEP1「家系図の作成(戸籍調査)」A「調査範囲」
その2 STEP1「家系図の作成(戸籍調査)」B「調査内容」
その3 STEP2「家系図の保存」
その4 「戸籍以上の調査」
②どうやってつくるの?
③どのくらい古くまでわかるの?
その1 1,000年さかのぼれた実例
その2 1,000年さかのぼろうと頑張った実例
④先祖の職業などもわかるのでしょうか?
⑤地域が離れていても大丈夫?
⑥できるだけさかのぼりたいんだけど?
⑦どれくらい期間がかるの?
⑧どういう人から依頼が多いの?←このページはコチラになります。
⑨どういう理由で家系図を作るの?
⑩過去帳や親族が作った系図があるときは?
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【家系図って、どういう人から依頼が多いの?】
こんにちは。家系図作成代行センターの渡辺です。
家系図を作る仕事をしているんですが、「どんな人が頼んでくるんですか?」って、よく聞かれます。
今回はその質問に、3つのポイント──性別・年齢・都道府県別の傾向から、実際のデータをもとにお答えします。
直近の200件のご依頼データを集計したので、かなりリアルな数字です。
① 性別:男性6割・女性4割
まず性別ですが、男性が約6割、女性が約4割。
この割合、実は20年前の開業当初から、ほとんど変わっていません。
当初は「年配の男性が多いのかな?」と思ってたんですが、蓋を開けてみたら女性の方からのご依頼も本当に多くて。
ずっと男女ともに関心の高いテーマなんだなと実感しています。
② 年齢層:50代・60代・40代で約6割
次に年齢です。
一番多いのは50代(約20%)、その次が60代(同じく約20%)。
続いて40代(約18%)、**30代(10〜15%)**と続きます。
この40〜60代で、全体の半分以上を占めています。
想像より若い方が多いなと感じています。
30代40代の方だと、結婚や出産など家族の節目で「自分のルーツって?」と考えることが多いようですし、
50代60代になると親御さんを見送ったあとに、「ちゃんと残しておきたい」と考える方も多いですね。
③ 都道府県:東京・神奈川・首都圏が中心
全国対応していますが、依頼が集中する地域には偏りがあります。
一番多いのは東京都(約20%)、次いで神奈川県(約10%)。
この2県で約3割、さらに埼玉・千葉・大阪・愛知・兵庫などを加えると、首都圏中心に全体の5〜6割になります。
北海道も多めですが、それはうちが北海道にあるからかもしれません。
東京など首都圏では、地方から移り住んだ方が多く、
「自分の家系がどこから来たのか分からない」という声をよく聞きます。
一方で、石川や長野、島根など「地元にずっと住んでいる地域」では、
お寺やお墓、本家もすぐ近くにあって分かりやすいためか、調査依頼は少なめ。
その代わり、「家系図は分かっているから巻物にしてほしい」といったまとめ依頼をいただくことが多いです。
-まとめ-
性別は男性6割・女性4割。意外と女性も多いです。
年齢は40代〜60代が中心で、意外と若い方からの依頼も多いです。
地域は首都圏が中心。人口が多く、人の移動がある地域ほど依頼が多い傾向にあります。
次回は、「じゃあ、どういう理由で家系図を作りたくなるの?」というテーマでお話しします。お楽しみに。