家系図のよくある質問 目次
家系図はどのように作るのか。
実は、大きく分けて「戸籍調査」と「戸籍以上の調査」の2つのステップで進めていきます。
まず最初に決めること
家系図を作るうえで最も大切なのは、次の2つです。
- どこまでたどりたいのか
- 何を目的にするのか
たとえば、
- 1000年以上さかのぼりたい
- 藤原氏の時代まで知りたい
- 先祖のルーツを明らかにしたい
といった場合でも、いきなり1000年さかのぼれるわけではありません。
時代ごとに調査方法が変わるため、段階的に進めていく必要があります。
家系図づくりは段階がある
家系図づくりは、大きく4つの段階に分かれます。
- ① 現代〜江戸末期(戸籍調査)
- ② 江戸時代の調査
- ③ 戦国時代(資料が少ない)
- ④ 中世・古代(苗字の起源から調査)

① 戸籍調査(現代〜江戸末期)
最初に必ず行うのが戸籍調査です。
戸籍は市区町村で取得でき、自分の戸籍から順にさかのぼっていきます。
自分 → 父母 → 祖父母 → そのまた先祖という形で、1つずつたどります。
現在取得できる最古の戸籍は明治19年式戸籍(1886〜1887年頃)です。
この戸籍には江戸末期に生まれた人が載っているため、平均して4〜5代前、場合によっては6代前までたどることができます。

この段階は手間はかかりますが、基本的にはご自身でも調査可能です。
② 江戸時代の調査(150〜400年前)
戸籍で江戸末期までたどれたら、次は戸籍以外の資料を使った調査になります。
ここで重要なのが、
- 武士の家系か
- 農家・町人の家系か
によって調査方法が大きく変わる点です。
武士だった場合
武士の場合は、藩の資料を調べます。
- 藩士系図
- 分限帳
- 由緒書
江戸時代の武士は家系図を提出していたため、資料が残っていれば400年〜1000年前まで一気につながる可能性もあります。

庶民(農家・町人)の場合
農家の場合は、まず「どの村に住んでいたか」を調べます。
その上で、
- 菩提寺の特定
- 過去帳の確認
- 墓石調査
などを行います。
江戸時代は移動が制限されていたため、同じ場所に代々住んでいた可能性が高いという前提で調査できます。
また、檀家制度により、過去帳に先祖の記録が残っているケースが多いのも特徴です。
ただし、移住している場合や分家の場合は、お寺探しから始まるため難易度が上がります。
③ 戦国時代(約500年前)
戦国時代になると、戦乱による焼失などで資料が少なくなります。
この段階は調査の難易度が一気に上がります。
④ 中世・古代(1000年以上前)
さらに古い時代になると、調査方法は大きく変わります。
ここからは、下から積み上げるのではなく、
苗字の起源からさかのぼり、どこにつながる可能性があるかを探る調査になります。
系図文献(新選姓氏録・尊卑分脈など)を活用します。

戸籍以上の調査とは?
この江戸時代以降の調査は、「戸籍以上の調査」や「現地調査」と呼ばれます。
家系を千年さかのぼるためには、この調査が必要になります。

戸籍以上の調査については、こちらで詳しくご覧いただけます。
調査の重要なポイント
すべての調査が同じ重要度ではありません。
急ぐべき調査
- 菩提寺の特定
- 過去帳の確認
- 同姓への聞き取り
これらは時間が経つほど情報が失われやすく、早めの調査が重要です。
後回しでもよい調査
- 中世・古代の系図調査
- 郷土史の調査
これらは将来に引き継ぐことも可能です。
まとめ
家系図づくりは、
①戸籍で江戸末期までたどる
②江戸時代は家系に応じて調査
③戦国時代は資料が少なく難しい
④中世・古代は苗字の起源から探る
という流れで進みます。
特に「戸籍以上の調査」には、今なら分かる情報が多く含まれています。
時間が経つほど調査は難しくなるため、早めの着手が重要です。
どのような調査が必要かはご家族ごとに異なります。
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