
①いくらくらいかかるの?その1
その1 STEP1「家系図の作成(戸籍調査)」A「調査範囲」
その2 STEP1「家系図の作成(戸籍調査)」B「調査内容」
その3 STEP2「家系図の保存」
その4 「戸籍以上の調査」
②どうやってつくるの?
③どのくらい古くまでわかるの?
その1 1,000年さかのぼれた実例
その2 1,000年さかのぼろうと頑張った実例
④先祖の職業などもわかるのでしょうか?
⑤地域が離れていても大丈夫?←このページはコチラになります。
⑥できるだけさかのぼりたいんだけど?
⑦どれくらい期間がかるの?
⑧どういう人から依頼が多いの?
⑨どういう理由で家系図を作るの?
⑩過去帳や親族が作った系図があるときは?
——————————–
家系図作成代行センターの代表、渡辺です。当社は北海道札幌に本社を構え、全国対応で家系図の作成をお手伝いしています。
「地域が離れていても依頼できるのか」
という質問をよくいただきますが、結論から言えば問題ありません。
その理由を3つのポイントに分けてご説明します。
1. 戸籍調査は全国単位で対応可能
家系図を作成する際、基本となるのが戸籍調査です。
この調査では戸籍を遡って先祖の記録を収集しますが、そもそも戸籍調査自体が全国単位で行われるものです。
例えば、私自身は札幌に住んでいますが、先祖を遡ると青森や秋田にたどり着きます。
妻も札幌出身ですが、先祖は和歌山にルーツがあります。
このように、お客様の先祖が北海道から九州、東京から鹿児島など全国にまたがるケースは珍しくありません。
業者に依頼する際は、戸籍を正確に取得し、古い戸籍を読み解く技術を持っているかどうかを基準に選べば、地域に関係なく問題なく対応できます。
2. 戸籍以上の調査も地域を問わず対応可能
戸籍以上の調査では、地域特有の資料を扱う必要が出てきますが、これも地域に依存せず対応可能です。
例えば、先祖が鹿児島出身で武士だった場合、鹿児島の図書館や資料館に直接行かなくても、「さつまの姓氏」などの文献を確認することで調査を進められます。
全国的な苗字辞典や地名辞典、地域ごとの歴史資料はすでに当社で揃えています。
また、郷土資料や村の名士録など現地特有の資料が必要な場合も、どこで入手できるかを把握しており、ネットの古書店や図書館からの取り寄せで対応可能です。
ただし、現地にしかない資料を閲覧する必要がある場合もあります。
その場合は、費用が高額になるため、お客様に引き継ぎ、「機会があれば現地でご確認ください」といった形で調査を完了させています。
3. 家系図を巻物や掛け軸に仕立てるサービス
調査だけでなく、家系図を巻物や掛け軸に仕立てるサービスも提供しています。
当社では筆で家系図を作成しており、この技術を持つ人は全国的にも稀です。
文字の美しさだけでなく、家系図全体のバランスを考慮した専門的な知識が必要だからです。
筆書きは札幌の専門家が担当し、巻物や掛け軸の仕立て(表具)は岐阜の職人に依頼しています。
岐阜は1300年以上の歴史を持つ美濃和紙の産地であり、伝統技術を活かした高品質な仕立てが可能です。
この工程も全国対応でお受けしています。
理想と信頼の構築
地域に関係なく対応できるとはいえ、可能であればお客様と直接お会いし、お話しさせていただきながら進めるのが理想です。
ですが、遠方のお客様にも信頼していただけるよう、長期的な運営を心がけ、誠実な対応に努めています。
次回のテーマ
今回は「地域が離れていても大丈夫なのか」というテーマでお話しさせていただきました。
次回は「できるだけ調査を深めたい場合、どうすれば良いのか」というテーマでお話しします。