①いくらくらいかかるの?その1
その1 STEP1「家系図の作成(戸籍調査)」A「調査範囲」
その2 STEP1「家系図の作成(戸籍調査)」B「調査内容」
その3 STEP2「家系図の保存」
その4 「戸籍以上の調査」
②どうやってつくるの?
③どのくらい古くまでわかるの?
その1 1,000年さかのぼれた実例←このページはコチラになります。
その2 1,000年さかのぼろうと頑張った実例
④できるだけさかのぼりたいんだけど?
⑤先祖の職業などもわかるのでしょうか?
⑥地域が離れていても大丈夫?
⑦どれくらい期間がかるの?
⑧どういう人から依頼が多いの?
⑨どういう理由で家系図を作るの?
⑩過去帳や親族が作った系図があるときは?
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家系図作成の実例として「1000年遡ることができたケース」について詳しく解説させていただきます。
以下の点がポイントとして挙げられます。
### 1. **家系図作成の流れ**
– 基本的には現代から江戸時代末期までは戸籍を用いて調査。
– 江戸時代以前は、地域ごとの苗字辞典や古文書などを活用。
– 特に「地域ごとの苗字辞典」や「地元の歴史資料」が鍵になることが多い。
### 2. **具体例:岩手県の渡辺家**
– 岩手県で見つかった文献や苗字辞典によると、渡辺家には複数のルーツが存在。
– 例: 出雲から移住してきた僧侶(山伏)系の渡辺家。
– 例: 戦国時代に鳥取から移住してきた渡辺家。
– 文献から地域や時代を特定し、さらに他の資料と照らし合わせることで家系を遡れる場合がある。
### 3. **1000年遡れるケース**
– 例えば茨城県の日立周辺の豪族「綿引氏」の家系。
– 綿引氏が藤原道長の末裔である可能性を示す古文書が発見され、さらに佐竹氏の系図ともリンク。
– 藤原氏まで遡ることが可能だった。
– このように、古代豪族や武士の家系は特定の地域の記録や神社の由緒書きなどから繋がる場合がある。
### 4. **苗字辞典の重要性**
– 各県ごとの苗字辞典や研究書は非常に有力な資料。
– 例: 「岩手県姓氏歴史人物大辞典」(角川書店)
– 鹿児島の「さつまの姓氏」など。
– ただし、全ての県で詳細な辞典が揃っているわけではなく、研究の進み具合に地域差がある。
### 5. **非武士階級の可能性**
– 武士以外の家系でも、地域の伝承や記録から特定できる場合がある。
– 一部の家では、偶然に記録が残されていたり、地元研究者による調査が進んでいたりすることで遡れる例がある。
### 6. **限界点の把握**
– 全ての家系が1000年遡れるわけではないが、「分からないということが分かる」ことも重要。
– 文献が見つからない場合や、苗字の由来が曖昧な場合でも、それを知ることで次の調査方針を立てられる。
### 7. **武士家系の調査法**
– 武士の場合は藩の記録や家臣団名簿(分限帳)などが有力。
– 家系図や古文書が残っている場合、それを活字化した文献も利用。
### まとめ
この動画では、家系図を作成する際に利用する資料や手順の具体例を通じて、どのように家系を遡れるかを詳しく説明しています。また、地域ごとの記録や研究者の努力によって遡れる範囲が大きく異なること、非武士の家系でも意外な発見があることを強調しています。
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どうも、家系図作成代行センターの渡辺です!
今日は「どのくらい先祖を遡れるの?」って質問についてお話しします。
結構聞かれるんですよね。
「どこまで分かるの?」とか「どうやって調べるの?」とか。
なので、今日は具体的な例を紹介します。
実は、1000年以上前まで遡れたケースもあるんです。
それをまずお話しして、次回は「かなり苦労したけど遡れた例」を紹介しますね。
さて、家系図を作るときは、まずどのくらいを目指すかを考えるんです。
例えば
「現代から江戸時代末期までは戸籍で調べる」
「その先をどこまで遡れるかチャレンジしてみよう」
とか。
中には源平や藤原氏、さらには天皇まで繋がった例もありますよ。
例えば、僕は渡辺という苗字なんですが、仮に自分の先祖が岩手県だったとします。
そうすると、「岩手県姓氏歴史人物大事典」みたいな本で調べるんです。
これ、岩手県の昔の武士や有名な家系が載っていて、「渡辺家」が出てきたらそこから遡るんですね。意外と、たまたまその地域の歴史研究が進んでると、ポンと記録が見つかることもあるんですよ。
それだけじゃなくて、渡辺という苗字の由来とか、どこから移住してきたのかも載ってる場合があります。
例えば、ある地域の渡辺家は出雲(島根県)から来たという伝承が残ってたり、戦国時代に鳥取から来たという記録があったりします。
そういう情報を繋げていくと、自分の家系図がどんどん広がっていくんです。
で、よく
「武士じゃないと家系は遡れないんでしょう?」
とか
「立派な家柄じゃないと難しいんじゃないの?」
って思われがちなんですが、意外とそうでもないんですよ。
地域ごとにしっかり調べられてる記録が残っていれば、普通の家でもびっくりするくらい遡れることがあります。
例えば、「秋田の苗字と家紋」って本では、秋田県の苗字についてすごく詳しく研究されてるんです。
それを使えば、自分の苗字がどの地域から来たのか、その由来も分かるかもしれません。
こういった文献があるかどうかは地域によりますが、調査を進める上で非常に役立つんです。
そして、こうした記録を追いかけていくと、最終的には源平藤橘に繋がるような大きな家系に辿り着く可能性もあります。
ただし、500年くらい前の記録を見つけるのが1つの大きな壁で、それを超えて1000年遡るにはかなり根気が必要です。
でも、分からないことがあってもそれも重要な成果なんです。
「ここまでは分かったけど、それ以上は難しい」
っていう結論を得ることも大事。
そこからまた新しい調べ方を考えられるので。
こんな感じで、地道に調べていけば、思いがけない先祖の歴史が見えてくることがありますよ!
次回は、難しいけど頑張った例についてお話ししますので、ぜひお楽しみに!
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