家系図作成代行センター(株)はどんな会社? 目次
工事中です。2019年2月後半UP予定。
「家系図作成代行センター物語」
要するに、渡辺宗貴(わたなべむねたか)とは何者で、家系図作成代行センター(株)という会社はなんなのか?…と、いうことです
渡辺の経歴書(簡易)
- S48年(1973年、0歳) 北海道釧路市で生まれました(・@・)
- H12年 北星学園大学経済学部経営情報学科卒業
- H12~15年 小さな会社を転々。主に教材販売。小学生向けの教材とか社会人向けの英会話教材や資格教材。
- H 16年(2004年、31歳) 行政書士試験合格(/・ω・)/。開業。
- H 23年(2011年、38歳) 法人化。家系図作成代行センター(株)
特に何も考えず生きてきました。
特技もなく、勉強もできなかったので大きい会社にも入れず公務員にもなれず。
30歳手前。
「シュウコちゃん(妻)と結婚も考えなきゃだし、そろそろちゃんとしなきゃなー」
とか、人並みに思った時にたまたま行政書士という資格があることを知りました。
当時勤め始めてたのが、社会人向け資格教材の販売会社でした。
そこで行政書士試験の教材も扱っていたので行政書士について知り、会社の教材を買って勉強を始めました。
ちなみに僕は勤めた会社の扱っている商品はほとんど買ってしまいます。
小学生向けの教材も英会話教材も自分で買いました。
人に勧めているうちに自分でも欲しくなるようです。
特技もなく、勉強もできなかったですが素直な性格ではあったようです。
■行政書士って?
行政書士試験に運よく合格した渡辺は、
「行政書士とはなんだろう?」
と、悩んでいました。
試験に受かったはいいものの、行政書士が何をする人なのかって、よくわかんなかったんですよね。
行政書士法の条文には、行政書士の業務は
- 官公署に提出する書類の作成(行政書士法第1条の2①)
- 官公署に提出する書類を官公署に提出する手続きについて代理すること(行政書士法第1条の3-1)
- 権利義務又は事実証明に関する書類の作成(行政書士法第1条の2①)
である、と書いてあるのですが、読んでもいまいちイメージがわきません。
先輩行政書士さんの開業本や『カバチタレ』という行政書士が主人公の漫画(ドラマ化もされてたようですね)を読み漁りました。
行政書士の業務には、各種営業許可申請・会社設立・車庫証明・遺言相続…いろいろあるんですね。
要するに、役所への手続きを代わりにやってあげる人ですね。
例えば
「会社を設立しよう。」
と思ったとき、役所になんだかんだ書類を提出します。
その書類を代わりに作ってあげる仕事です。
例えば
「相続をしよう。遺言状も書こう。」
と思ったとき、やっぱりなんだかんだ書類が必要です。
その書類を代わりに作ってあげる仕事です。
今でも、友人知人にって聞かれてもあんまりうまいこと答えられません。
「行政書士って何?」って聞かれたら「引越し屋さんみたいなもんだよ」って答えてます。
「引越しは自分でもできるでしょ。
でも荷物多いと大変だから引越し屋さん呼ぶでしょ。
会社設立しようと思っていろいろ書類作るのも、自分でもできるけど、書類に書き方とか調べるの大変そうじゃん。
面倒だったら行政書士に頼むんだ。
僕がやってる家系図も自分でも作れるんだ。
でも自分で作る暇無かったり大変だったら頼んでくれれば良いのさ。」
みたいな感じで答えてます。
■家系図作成業務?よくわからないけど面白そう!
さて、行政書士業務にはいろいろあるのはわかったが何をしようか?
行政書士業務に関する本を読み漁るうちに、家系図作成業務っていうのがあるのを知りました(行政書士法に照らし合わせると「事実証明に関する書類の作成」に当たります)。
なんだかよくわかんないけど、なんとなく面白そうだな、と思ったのがきっかけです。
そもそも家系図ってどんなもんかすらよくわかりませんでした。
そこで、まず自分の家系図を作ってみることにしました。
家系図に作成に関する本は何冊か出版されているので、それを買ってきて、とりあえず自分の家系調査をしてみました。
自分でやってみると、戸籍を取るのは、簡単なようで難しかったです。
まず、戸籍の読み方に慣れないと、どこに何が書いてあるのか…次はどこに問い合わせれば良いのかすら読み取るのに一苦労です。
さらに、古い戸籍になると、旧字が使われていたり、筆書きで字がつぶれていたり、どんなに頑張ってもまったく読み取れない
ここで思ったのが、
「あぁ、これは大変だ。一生懸命頑張って、この道の専門家になれば、きっと仕事になるし、困っている人のお役に立てる」
と、いうことです。
それは、今思えば全く正解でした。
家系図に興味のある人は、予想以上に多かったです。
でも、自分で家系図を作ろうにも、まず何から始めれば良いのかわかんなかったり、家系図作成を始めたものの予想以上に手間暇がかかり、途中で止まってしまった方が、たくさんいました。
もう一つ思ったのが、
「家系図っておもしろいな」
と、いうことです。
知らなかったご先祖様を知るのは単純に楽しいです。
大学の教職課程の授業で、
「人は生まれながらに学びたい知りたいという欲求を持っている」
と、習ったのを思い出しました。
単純に楽しいというのは、この欲求が満たされていく楽しさだと思います。
何せ私は、祖父母の名すら明確に知りませんでしたから。
また、作ってみて感じたのですが、家系図をきっかけに家族との会話が増えます。
家系図が出来ていくたびにかあちゃんに見せに行っていたのですが、母は私以上に興味を持ってくれて、今まで知らなかったご先祖様や親族の話をいろいろ教えてくれます。
- 幼くしてなくなった母の兄弟のこと…私は母が7人兄弟であるということすら知りませんでした
- いろんな所へ養子に出ていた祖母のこと…幼いころの記憶にある祖母は、私にはとても優しかったのですが、近い親族でも人見知りするところもありました。
今思えばいろいろあったんだと思います。
- 食べるものがなかった話…獣臭いあまり良くない肉を食べたことがあるらしく、今でも母はあまり肉が好きではありません。
- 飼っていた猫がいなくなった話…私が猫を飼おうとした時大反対でした。探しても探しても見つからなかった悲しい思い出があるそうです。
- 両親の馴れ初め…職場結婚である、というのはなんとなく聞いていたのですが。
家系図がきっかけにならなければ、一生聞く機会の無かった話だと思います。
ご先祖様の生きた時代は厳しい時代でもあったので、楽しい話よりも悲しい話の方が多いかもしれません。
でも、ご先祖様の話を聞くのが一番の先祖供養かもしれません。
■「行政書士 家系図作成代行センター」発足!
家系図専門の行政書士事務所として活動することに決めました。
なんか名称を決めないとなりません。
「家系図作成企画センター」
「家系図製作所」
「家系図作成調査事務所」
割とお堅い案から、
「家系図コンビニクラブ」
「家系図屋さん」
「家系図の代書屋」
「家系図のあぶらこ堂」
割とくだけた(ふざけた)案までいろいろ考えてみました。
※「あぶらこ」とは、正式名称アイナメという魚の北海道での地方名です。
釣り好きの渡辺が好きな魚というだけで、名称に用いようとしたことに深い意味はありません。
ちょっと北海道感を出したかっただけです。
苫小牧東港で渡辺に釣られてしまったあぶらこ
結局
「行政書士があなたの代わりに家系図を作成しますよ」
という、イメージをなるべく伝わりやすく表現した
「行政書士 家系図作成代行センター」
という名称に決めました。
やや面白みには欠けますが、まあわかりやすくていいかなと。
業務を開始するに当たって、サンプルが必要だと思い、まずは自分の家系図を筆耕してくれる人を見付け、表具屋さんも探し、巻物と掛軸に表装してみました。
仕上がった家系図を見て、「素晴らしい!これは欲しがる人がいっぱいいるだろうなぁ」と思いました。
■営業開始!
サンプルもでき、どうやって営業したら仕事取れるのかな?と考えてたとこにいきなり注文がありました。
最初の受注最初の注文は、サンプルの家系図を作ってくれた表装店を通じて入ってきました。
店主さんが自分の顧客に声を掛けてくれて、なんと1ヶ月でいきなり4件の受注がありました。
店主さんも、私の家系図を表装したサンプルを作っていたのですが、顧客の方にサンプルを見せに行ったらみんな欲しがって次々と注文になったそうです。
家系図作成業務なんて仕事になるのかな?
…営業を始める前は不安もあったんですけどね。
私が営業開始する前に、表装店さんが営業して結果を出してくれたんで、その不安は無くなりました。
その後の受注
さて、内容さえ知ってもらえれば注文してくれる人はいる、需要がある、ということがわかったのでいろいろやってみました。
いろいろやってるといっても、最初の一年くらいはまだ本格的に営業してるわけじゃなくて、いろんな方法をチョコチョコと試してる段階でした。
<新聞折り込み>
とりあえず5,000枚まいてみました。
5件お問合せがあって、1件受注となりました。
<道新あれこれっと>
北海道新聞のお知らせ欄みたいなもんです。
1回だけ乗せてみました。
お問合せ一件のみで、受注になりませんでした。
<友人・知人>
友人とか、母の友人から結構依頼があるんですよね。
つい激安で引き受けてしまいます。
<タウンページ>
タウンページに「家系図」という項目はありませんので、表装店のスペースに出していただきました。
「家系図業者を探そう!」と思っても、表装店の項目を見る人はあまりいないでしょうから期待してなかったのですが、ちょくちょくお問合せが来ます。
104に電話して、家系図業者を尋ねるとウチを教えてくれるようで、104経由でお問合せいただくことが多かったです。
余談ですが、タウンページに載せると営業電話がいっぱい来ます。
「コピー機どうですか?」
「ホームページ作りませんか?」
「電話回線がうんたらかんたら…」
とかは、まだわかるのですが「事務所にワインセラー置きませんか?」
…当時の私はほぼ下戸です。
「接客室に熱帯魚の水槽を置きませんか?」
…ちょっと欲しいかも。
など、変わったものも結構あります。
世の中にはいろんな仕事があるなぁ、と思います。
<提携する表装店・書道店の店主様>
提携する表装店や書道店の店主様ご自身からもよくご依頼を受けます。
お客様にお見せするサンプルをお持ちいただいているのですが、見ている内に自分が欲しくなるそうです。
お世話になっているので激安でお受けしております。
<インターネット上のホームページ>
この仕事は全国対応できる業務なのでHPも用意しました。
開業当初は、インターネット上での広告宣伝を全くやっていなかったので、アクセス数(ホームページを見てくれる人の数)も少なく、お問合せはぽつぽつなのですが、お問合せからの受注率がすごく高かったです。
最初の数年は10件お問合せがあれば6~7件以上が受注になっていました。
現在でも、お問い合わせからの受注率は30%前後と高額商品にしてはかなり高いです。
何でウチの受注率が高いのか?
家系図業者側の問題点も含めて検証してみました。
■家系図業者側の問題点
~業務内容を詳しく伝えている業者が少ない以下、お客様からいただいたメールを抜粋します。
※いろいろなお客様とのやり取りを、ご許可いただいた差し支えない部分のみ原文のまま抜粋しています。
>早々にご返信ありがとうございました。
すごく親切なお返事で安心できました。
>昨日、小冊子を受け取りました。
父親が宅急便で届いたので驚いていました(笑)
他は郵便ばかりでしたので。
>本題になりますが、渡辺様は信頼できると確信し、家系図作成をお願いしようと思いメール致しました。
>いつも丁寧で親切なお返事ありがとうございます。
小冊子が届くのを楽しみにしております。
>P.S 「筆耕」を考えた際には必ず渡辺様にお願いしようと思います。
>家系図作りを進められ、思いついて始めてからまだ一週間です。
一週間前、近くの家系図を作る会社を紹介されました。
その会社は父方だけとかの1つの家系作るのに半年かかり20万と言われました。
>なんか怪しいので、その場ではっきり断りました。
>ですが、正直に言いますと6~7件ほどに問合せをかけましたが一
>番親切で分かりやすくお返事いただいてるのが渡辺様で、他のとこ
>ろは資料が送られてはきたのですが殆どが申込書のようなもので、
>内容や価格についても不透明なものが多く、どのように判断すれば
>いいのか困ってます。
>こんなに詳しくご回答頂けるとは思いませんでした
>十代という事で相手にしてもらえなかったり、簡単に突き返された
>りしていました。
>ここまで親切で親身にお答え頂いたり説明頂いたりと、初めてなの
>でとても嬉しいです。
>お仕事がお忙しいとは思いますが、他の業者等ではなく是非とも渡
>辺様にお願いしたいと思います。
>すばやい返信と分かりやすい説明で気に入りました。
>まずは戸籍の取得の範囲で依頼する方向で進めたいと考えます。
>くわしい資料と手持ちの戸籍のコピーを送る返信用封筒の送付を
>お願いします。
>早速ご丁寧なお返事を頂きまして誠に感謝いたしております。
>で、この間、インターネットで調べたところ、いろいろな会社があ
>りましたが、渡辺さんの所が一番分り易く、本音で誠実に書いてあ
>り、ここだと感激しました。
もし、家系図を書いていただくなら、
>今のところ渡辺さんのところにお願いしようと思ってます。
>ご丁寧な詳しいお返事ありがとうございました。
インターネットで検索すると、家系図を取り扱う業者(主に行政書士事務所)は、たくさん見つかります。
他業者様とウチを大まかに比較
・戸籍による家系調査の結果はどの業者に頼んでも変わりません。
ウチより安いところもあります。
・筆耕は多分ウチが一番良いです。
若干値が張りますが、高名な書家の先生に筆耕を依頼しているところもあります。
・表装は、ウチも業者に外注しているため市販価格と同程度です。
開業当初は価格・サービス内容を全体的に見て、筆耕以外はウチが他業者に圧倒的に勝っている部分は特に無かったと思います。
でも、お問合せいただく方の割と多くはウチを選んでくれました。
残念ながら、わかりやすい詳細な説明をしている他業者が少なかったからだと思います。
※他業者様のHPやパンフレットを見ると「ここは安くて良心的だな~」とか「ここの巻物は本格的でかっこいいな~」と思うような、素晴らしい業者様はいくつかあります。
だからこそ、説明不足でお客様に内容を伝えきれないのはもったいないな、と思います。
家系図というものは、普段あまり馴染みのない場合が多いです。
それを業務として行う場合は、サービス内容を明確に説明しなければなりません。
例えば、戸籍による家系調査の調査範囲の説明にしても「直系」「傍系」など、普段あまり使わない言葉が出てきます。
筆耕・表装についても、それほど馴染みのない場合の方が多いです。
ましてや価格も相場がわかりにくい上に決して安価なものではありません。
ですから、業者側は、説明にはわかりやすい言葉を用い、少しでもお客様にわかりやすい説明をする努力をしなければならないと思います。
特に、疑問に思いご質問いただいたことには、ご理解いただけるまで正直に詳細にお答えしなければならないと思います。
■その他、受注していくうちにわかったこと。
年末は受注が多い基本的に一年を通して波の少ない仕事ですが、年末年始にかけてはお問合せ・ご注文がやや多いです。
だいぶ以前にお問合せいただいた方からも、この時期にお申込みいただくことが多いです。
多分、年末年始にかけて、ご家族ご親族の方とお話しする機会が増えるためでわないか?と思います。
女性客が多い当初は50代以上の男性のお客様がほとんどだったので、主にその層の方々が家系図にご興味があると思っていたのですが、それはただの私の思い込みだったようです。
最初の女性客は、札幌市内にチラシをまいた当日にお電話いただき、その場でご注文となりました。
男性の方からご依頼いただき、奥様の分も調べて欲しいといわれることは割りと多いのですが、女性の方からお問合せいただくのも、ご注文いただくのも初めてだったので正直びっくりしました。
当初はあまりお客様に、「なぜ家系図を作ろうと思ったのか?」…例えばご自分で欲しいと思ったのか、お父様・おじい様さまなどのご親族が欲しがっているのか、なんかを詮索しなかったので、なぜその女性客がご注文してくれたのかわからず、「お父様が欲しがったのかな?自分で欲しかったのかな?珍しいこともあるもんだな~」くらいに思っていました。
ですが、その後も、ホームページからいただくお問合せの、半数までは行きませんが、4割程度が女性の方なんですね。
しかもお若い方が多いです。
最初の女性客様もお若い方でした。
「これはもう偶然じゃないな~」と思い、表装店の店主さんにお会いしたときに「最近女性のお客が多いんですよ。」とお話をしたところ、家系図はともかく表装に関しては女性の方がお茶やお花をやっていて和室に慣れているから、掛軸なんかに関心を持つことは多いよ、と教えてくれました。
その店主様は、NHK文化教室の表装の講師もなさっているのですが、女性の生徒様の方が男性の生徒より圧倒的に多いとおっしゃっておりました。
また、女性の方からは「結婚で苗字が変わるので気になった」「結婚や出産を機に両親にプレゼントしたい」というご相談も多いです。
■失敗した話
業務に慣れないうちから、慣れないなりに何度も作業を確認して、わからないところはわかるまで調べるようにしていたので、幸いにも取り返しの付かない大きな失敗はあまり無いのですが…(その分作業が遅くてご迷惑をおかけしていました)ご先祖様のお名前の「和」という文字を「知」という文字と間違えたまま、筆耕・表装までしてしまったことがあります。
筆耕に入る前に、何度も何度も戸籍を確認したはずなのですが、最初に思い込みで「知」と書いてしまったまま気づかずにいました。
幸いにもご依頼人様の奥様が気づいてくれ、納品から2ヵ月後に間違いが判明しました。
もし、ご依頼人様の奥様が気がついてくれなかったらと思うと、申し訳なくて…、筆耕・表装を全てやり直した上で、「全額お返しします!」と申し出たのですが、「ありがとう。でも間違いだから。しょうがないから。気持ちだけで良いから。」と、受け取っていただけませんでした。
とにかく、確認作業は確実に、と思った失敗でした。
また、お客様から、こんなメールをいただいたことがあります。
>今後も忙しくお仕事されると思いますが、お体には気を付けて頑張ってください。
>きっと渡辺様は、かなり煙草を吸われるのではないですか?
>いつも書類を開封すると臭いがしていたので・・・
大好きな仕事を頑張るためにも控えられた方が体に良いですよ。
今流行りの「禁煙セラピー」を読むとかどうですか(^。^)
余計なお世話だと思いますが・・・;
…これはもう、ただただ恥ずかしかったです。
お金をいただいて、業務を行う身としてはあってはならない無神経さでした。
禁煙外来に通い禁煙しました。
■開業から~数年間
北海道札幌の片隅で、ひっそりと始めた家系図作成業ですが、少しずつ認知度が高まり、目新しい仕事でもあったので、テレビや新聞に取り上げられることも増えてきました。
テレビの生放送やNHKの全国放送にも取り上げていただきました。
今田耕司さんや東野幸治さんとも番組でお話しできました。
実は、芸能人の方の家系図も結構つくらせてもらっています。
家系図の潜在需要の多さ時折、テレビや新聞に取り上げられると、かなり反響が大きいです。
普段意識することのない家系図ですが、なにかのきっかけで気になると、気になってしかたなくなるようです。
きっと、家系図の潜在的な需要はすごく大きいのだと思います。
■2018年11月現在
この文章は開業翌年の2005年に書いたものを、2018年11月に加筆・修正しています。
開業から15年近くたてばいろいろと状況が変わっているので、多少書き換えましたが、改めて読みなおしてみても基本的なところはあまり変わっていませんでした。
15年近くこの仕事を続けられて、法人化して、スタッフも増えて、「戸籍調査」だけではなくもっと深く調査するノウハウも提供できるようになってきました。
波が少ない仕事とはいえ、ずーっと経営が順調というわけではなく。
例えば、リーマンショックや自然災害など、家系図どころではない時は受注も減り、銀行の融資で凌ぐこともありました。
実は家系図の業者というのは、できては消えというのがすごく多いです。
15年続けているところは全国でもウチの他に1~2社あるかどうか、といったところです。
10年以上でも全国で数社です。
ウチがテレビや新聞で取り上げられ始めた10年ほど前。
札幌や全国にたくさんの家系図業者が出来ました。
ウチに開業相談に来る方も多かったです。
別に競合が増えても全然かまわないので、知っているノウハウは全て教えました。
実際に開業した方も幾人かいました。
ですが、現在の札幌の家系図専門の業者はウチ一社です(僕が知らないところもあるのかもしれませんが)。
全国で見てもできては消えていくところが圧倒的に多いです。
数年残る業者も稀です。
結構大変ですが、やりがいもあるし楽しいので、頑張って続けたいなーっと思っています^^
それに、今までお作りさせていただいた家系図に責任を持ちたいです。
「孫ができたから巻物に書き足してくれー」などと、数年ぶりにご連絡くれる方も結構います。
そんな時に、
「すいません廃業しましたm(__)m」
とはなりたくないです。
この変わった仕事を子供が受け継ぐとは思えないので、自分が元気なうちは、ってとこですが。
子供と遊んだりバンドやったりフットサルしたりストレスためないようにしてるし、こないだ健康診断行ったら大丈夫だったんで、しばらくは大丈夫かな~とは思います。
■2018年11月以降について
とにかく家系図について一人でも多くの方に広めていこうと思っています。
家系図の本や漫画の出版。
家系図をテーマとした映画。
やりたいこといっぱいで困ってしまいます^^