【よくあるご質問トップ10】⑩過去帳や親族が作った系図があるときは？

 

⑩過去帳や親族が作った系図があるときは？

こんにちは。家系図作成代行センター株式会社、代表の渡辺です。

日々さまざまなご相談をいただく中で、よくあるのが次のようなケースです。

「家にすでに家系図があるんです」
「親族が昔作ったものが残っていて…」
「過去帳が家にあります」

今回は、『すでに家系図や過去帳がある場合にどうすればいいか？』について、わかりやすくご案内します。

【家系図がある場合の代表的なパターン】

お持ちの家系図には、次のようなパターンがあります。

・代々続く巻物や掛軸などの古い家系図
・父や祖父、親戚が戸籍や文献を元に作ったもの
・ご自身が戸籍を取り寄せて自作したもの

ご希望もさまざまです。

・一度まとめ直して、巻物や冊子にしたい
・本当に正しいのか確認したい
・もっと詳しく調べてみたい

いずれの場合も、お手持ちの資料をお見せいただければ、調査方針とお見積もりまでは無料でご案内できます。

【武士の家系図が残っているケース】

江戸時代の武士の家では、履歴書のように家系図を作り、藩主に提出していました。

その提出用とは別に副本が自宅に保管され、現代まで残っている場合があります。

このような場合には

・家系図に「○○藩」といった記載があると、藩の記録から追加情報が得られる可能性があります
・提出された系図が藩の古文書として現存していることもあります
・「分限帳」などの名簿から、役職や禄高など家系図には記載されていない情報が判明することもあります

【武士でなくても古い家系図が残るケース】

家意識の高い旧家や地域の名家では、江戸～明治期に独自に家系図を作っていたことも珍しくありません。

この場合、以下のような調査で追加情報が得られることがあります。

・地元の郷土資料との照合
・郷土誌の記述と家系図の一致確認
・郷土資料の情報提供元として、家系図が利用されていた可能性の検証

まずは家系図を拝見し、追加調査の可否を判断いたします。

【親族が作った、または自作の家系図がある場合】

最近作られた家系図もよくあります。

ただし「何を元に作ったのかわからない」という場合も。

こうした場合でも、内容を見せていただければ、ある程度の判断が可能です。

たとえば：

「これは戸籍がベースですね」
「ここには過去帳の情報が使われています」
「苗字辞典から引用された可能性があります」

このように、使用された資料を推定し、さらに調査が可能かどうかご提案できます。

【「もっと調べたい」という方へ】

「戸籍を取って家系図を作ったけど、さらに遡りたい」という方も多くいらっしゃいます。

その場合は、家系図と戸籍をご提示いただければ、調査の可否・方法・費用感などを無料でご案内いたします。

【過去帳がある場合の注意点と活用法】

過去帳は貴重な資料ですが、家系図のように人間関係が整理されていないため、読解には工夫が必要です。

・名前がなく、没年や続柄だけが書かれている
・戸籍の没年と過去帳の没年が微妙に異なる
・「誰々の子」といった表現を手がかりに関係を読み解く必要がある

このため、まずは戸籍ベースで家系図を作成し、そこに過去帳の情報を肉付けしていく方法が有効です。

【家系図のまとめ方いろいろ】

よくいただくご希望には次のようなものがあります。

・巻物にして保存したい
・額装して飾りたい
・冊子にして家族に渡したい

お見せいただければ、

・そのまま使えるか
・再調査が必要か
・冊子用に文章を再構成する必要があるか

などを確認し、ご提案・お見積もりいたします（無料）。

【最後に】

古い家系図や過去帳がある方へ。

「この家系図、活用できる？」
「親族が昔作ったもの、正確かどうか確かめたい」

そんなときは、まずはお気軽にご相談ください。

お見せいただければ、

・活用可能な範囲
・追加調査の可否
・まとめ方のご提案

などを、お見積り的調査方針までは無料でご案内いたします。