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▼ １，家系図そのものへの興味関心
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家系図そのものへの関心
大きく分けて二つ
①知らないから知りたい
例えば
・おじいちゃん（２代前）の名前しか知らない。その先は？
・どうやって作るの？→基本は戸籍
②もっと知りたい
・藤原氏から続く家系と聞いている。真偽は？
・家系図がある。もっと調べられないか？
「家系図を作る仕事をしてるんです」
って言うと
皆さん興味を持ってくださるんですよね
一つ目が
家系図そのものへの関心
っていうのは、まず
どうやって作るの？
よく聞かれます
作るといっても、人によって色々な意味があるんですよね
私は自分の家系に元々そんなに興味がなくて
考えたこともなくて
僕のお父さんも
そんなに興味ある方ではなかったんです
僕はお父さんの名前は知ってましたけど
お祖父ちゃんの名前はギリギリ知ってるかどうか
1代前をお父さんとして
2代前のお祖父ちゃんの名前も知らなかったんですよね
「家系図」って聞いて
もっと古いところわかるのかな？
3代4代と…もっとわかるのかな？
知らないからこそ、ちょっと知ってみたいなっていう
好奇心みたいのがまずありました
作れるとしたら
どうやって作るのかな？
ってよく聞かれるんですよね
いろんな作り方があるんですけど
基本的には戸籍を使っています
私の先祖の戸籍なんですけど
ここに天保とか、嘉永とかですね
安政とか
江戸時代の年号が出てきます
今取れる一番古い戸籍です。
150年から200年ぐらい前までは、どなたでもこの戸籍を取っていくことでわかるんですよね
どうやって戸籍取るんですか？
って言うと
いきなり一番古い戸籍は取れないので
私は北海道札幌市の清田区っていうところに住んでいるんですよね
結婚して本籍地ですね
ほとんど住所と一緒ですけど
本籍地も清田区に置いているので
清田区役所というところがあって
そこに自分の戸籍があるんですよね
まずそれを取ります
そしたら自分の戸籍を取ると
自分のお父さんのことが出てきて
お父さんが昔どこに住んでたんだよ
ということが書いてあるので
次はお父さんの戸籍を取っていくんですよね
私の場合なんですけど
私は北海道の札幌市というところに住んでます
お父さんも札幌に来たんですけどね
その前は釧路市っていうところに住んでて
私も北海道の釧路市というところで生まれたんですよね
札幌市の戸籍の次は
古い時代のお父さんの戸籍を釧路市から取るんですけど
かなり距離があるのですが
全部全国どこでも郵送で取れます
ちょっと手続きが面倒くさくはあるんですけど
私の場合は
札幌で自分とお父さんの戸籍を取って
釧路市というところに郵送で
お父さんの古い時代の戸籍を取って
お父さんとかお祖父ちゃんは
釧路市ではなくて阿寒町というところにいたことが
わかりましたので
阿寒町の戸籍を郵送で取る
その昔は
東北の青森県
というところにいたっていう事がわかったので
次は郵送で青森県の戸籍を取る
そうした結果
4代から5代前ですね
江戸末期あたりのご先祖様までは
戸籍で辿ることができました
私がいて
お父さん
2代前お祖父ちゃん
3・4～5代前ぐらいまでは
戸籍で遡ることができます
これが戸籍での調査方法なんですが
これは私のように2代3代前までしか知らない
そんな場合は、まずはとにかく戸籍で追うんですよね
人によっては家に家系図が残ってるとか
藤原氏…藤原鎌足なんていう
歴史上の1000年以上前の人物から
家系図が残ってるとかっていう家もあります
この家系図なんで残っているのかな？
とか
内容はどうなんだろう？
合っているのかな？
とかですね
気になるというような
そういう興味関心もあります
または、自分や自分のお父さんや自分の親族
例えば自分が戸籍を取って、こういう家系図を作ってみた
もっと調べられないんだろうか？
ていう興味関心もありますし
私の場合なんですけど
遡った結果
今は札幌に住んでいるけど
昔先祖が青森に住んでいた
もっと遡れないだろうか？
こういう関心もあります
これが家系図に関する興味関心の一つ目
家系図そのものへの興味関心です
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『家系図作成を始める前に知っておきたい7つくらいのポイント』
１、家系図って？
２、150～200年「戸籍調査」って？
３、400～1000年「戸籍以上の調査」って?
４、業者に頼むといくらかかる？
５、自分でつくる？業者に頼む？
６、筆耕～家系図を筆で書く
７、表装～巻物や掛軸に
おまけ 家系図って必要？
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『漫画版「1000年たどる家系図の物語」1/21』
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