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	<title>戸籍の読み方 | 家系図作成代行センター㈱</title>
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	<description>家系図作成（家系調査・戸籍調査）業務を全国から請け負っております。</description>
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	<title>戸籍の読み方 | 家系図作成代行センター㈱</title>
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	<item>
		<title>【第4回】先祖は武士か庶民か？名前で読み解く戸籍の基礎知識</title>
		<link>https://e-kakeizu.com/2497/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin_ekakeizu]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 28 Jun 2021 02:09:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Yahoo・幻冬舎連載]]></category>
		<category><![CDATA[先祖調査の方法]]></category>
		<category><![CDATA[くずし字]]></category>
		<category><![CDATA[ルーツ調査]]></category>
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		<category><![CDATA[家系図の作り方]]></category>
		<category><![CDATA[戸籍の読み方]]></category>
		<category><![CDATA[戸籍調査]]></category>
		<category><![CDATA[武士か庶民か]]></category>
		<category><![CDATA[苗字の由来]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>先祖調査の方法　目次 家系図作成の手引き（目次） 【第1回】家系調査の基本 【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由 【第3回】先祖はどこまで遡れるのか 【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識 【第5回】戸籍のない [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="article-body">
<div class="box_style box_style04">
<h4>先祖調査の方法　目次</h4>
<ul>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2964/">家系図作成の手引き（目次）</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2254/">【第1回】家系調査の基本</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2301/">【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2426/">【第3回】先祖はどこまで遡れるのか</a></li>
<li>【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識</li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2539/">【第5回】戸籍のない時代の調査</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2410/">【第6回】戸籍から家系図を作る方法</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2440/">【第7回】苗字から先祖を知る</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2452/">【最終回】名前から分かる先祖のルーツと職業</a></li>
</ul>
<p style="text-align: right; font-size: 13px; color: #666;"><a href="https://e-kakeizu.com/6345/"> ブログ総目次はこちら </a></p>
</div>
</div>
<p>本連載は、<a href="https://e-kakeizu.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">家系図作成代行センター株式会社</a>代表・ <a href="https://e-kakeizu.com/office0/office2/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">渡辺宗貴氏</a>の著書『わたしの家系図物語（ヒストリエ）』（時事通信社）から一部を抜粋し、物語を交えながら家系図の作り方を紹介するものです。</p>
<p>本記事は、幻冬舎のWEBメディアにて連載され、Yahoo!ニュースにも転載された内容をもとに掲載しています。</p>
<p>今回は、戸籍を読み解く上で押さえておきたい基礎知識について見ていきます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200.jpg" alt="" width="1200" height="630" class="aligncenter size-full wp-image-5795" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200.jpg 1200w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200-300x158.jpg 300w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200-1024x538.jpg 1024w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200-768x403.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /><br />
<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4788716119" target="_blank" rel="noopener noreferrer"> ▶ 書籍『わたしの家系図物語（ヒストリエ）』はこちら（Amazon） </a></p>
<h2><strong>「住んでいた地」と「名前」からわかる先祖の身分</strong></h2>
<h3><strong>◆名前から武士かどうかわかる⁉</strong></h3>
<p>先祖が武士かどうかの見極めに大事なことは、二つ。「住んでいた地」と「名前」です。</p>
<p>先祖が住んだ地は、武士がいた城下町だったのか？　武士と庶民が半々で住んでいたのか？　農村か？　漁村か？　その地の藩は？　を調べます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/斎藤利成.jpg" alt="" width="96" height="680" class="aligncenter size-full wp-image-4178" /><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/御指南町.jpg" alt="" width="669" height="765" class="aligncenter size-full wp-image-4179" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/御指南町.jpg 669w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/御指南町-262x300.jpg 262w" sizes="(max-width: 669px) 100vw, 669px" />次に、名前です。江戸時代には、武士の名前、神主の名前、お坊さんの名前などがおおよそ分かれていました。現代では時代錯誤も甚だしい話ですが、当時は庶民が武士っぽい名前を付けることができませんでした。<br />
　<br />
経験から来る感覚で判断する部分もあるので、やや難しいですが、例えば、必殺仕事人の中村主水。主に水と書いて「もんど」と読ませるような名前。これは武士としか思えません。また、北島三郎の木こりの与作のような「よさく」という名前。これはちょっと武士っぽくありません。<br />
　<br />
ただし名前だけで、必ずしもわかるわけではありません。もう一段階深く話すと、武士は実名（じつめい）と通称（つうしょう）という二つの名前を持っていました。実名は、諱（いみな）ともいい、殿様の前などフォーマルな場で使う名前。通称は、普段使う名前。実名はいかにも武士っぽい雰囲気の2文字の名前。通称は、庶民とさほど変わらない名前です。例を出します。</p>
<p>　　・織田信長（おだ のぶなが）の通称は三郎（さぶろう）、実名は信長<br />
　　・坂本龍馬（さかもと りょうま）の通称は龍馬、実名は直柔（なおなり）<br />
　<br />
明治に入って戸籍ができたとき、武士は通称と実名のどちらかを選んで登録しました。実名登録なら武士とわかりやすいですが、通称登録だと、名前だけでは確定しにくくなります。</p>
<h3><strong>◆先祖が武士であった場合の調査方法</strong></h3>
<p>江戸時代（1603～1867）は、全国に300以上あった藩では、藩士の名簿を作っていました。それを「分限帳（ぶん（ぶ）げんちょう）」といいます。「武鑑（ぶかん）」「士族明細帳」「禄高帳（ろくだかちょう）」などもありますが、内容はほぼ同じで、藩士の氏名・役職・禄高（年俸）などが記載されています。なかには、居住地や作製時期の藩士の年齢・家紋などが記されているものもありました。現在の住宅地図のような、城下町の屋敷地図が残されていることもあります。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/11/大武鑑.jpg" alt="" width="609" height="377" class="aligncenter size-full wp-image-4453" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/11/大武鑑.jpg 609w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/11/大武鑑-300x186.jpg 300w" sizes="(max-width: 609px) 100vw, 609px" />　<br />
このような史料の多くは、地元の図書館や公文書館・博物館などに現在でも保管されていることが多く、丹念（たんねん）に調べることによって、その家の先祖がどのような身分の武士であったかが、より具体的に判明すると思われます。<br />
　<br />
また、武士である先祖は、仕えていた藩に、家系図や親類書（武士が、家族･親類の氏名や仕官先、本人との続柄などを書いた文書）を提出している可能性があります。それらの多くは、筆字で書かれた古文書ではありますが、先祖が書いた家系図類を発見し、活字化することによって、江戸時代初期か、あるいはそれ以前の先祖のことまでが詳細にわかる可能性があります。<br />
　<br />
いずれにしても、先祖がかつて仕えていた藩の史料は、当家の家系を調べるうえで、貴重な情報源となります。　</p>
<div class="box_style box_style02">
<div class="box_inner">
<div style="border: 1px solid #8A0868; padding: 5px; border-radius: 0px; background: #8A0868;"><span class="white">コラム</span></div>
<p><span><strong>明治5年の人口統計（身分別・職業別）</strong></span></p>
<p><span>江戸時代は正確な人口統計が調査されていませんが、明治維新直後の1872（明治5）年の身分別人口によれば、農民・職人・商人・町人などの平民（庶民）が約3083万人、旧幕臣や藩士などの士族（武士、卒族といわれた足軽などの下級武士を含む）が約194万人、皇族・神主・僧侶が2666人いました（※諸説あり）。</span><br />
<span style="font-size: 16px;">　</span><br />
<span style="font-size: 16px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-1.jpg" alt="" width="250" height="276" class="aligncenter size-full wp-image-2386" />　</span><br />
<span>［図表3］明治5年の身分</span><br />
<span style="font-size: 16px;">　</span><span style="font-size: 16px;">　</span><br />
<span>これを比率にすると、平民が93％で、士族（武士）が約6％、その他の皇族・神主・僧侶が約1％です。また、1873（明治6）年の職業別統計では、人口のおよそ79％が農業、6.6％が商業、3.5％が職人とあり、その他は雑業と分類されました。</span><br />
<span style="font-size: 16px;">　</span><br />
<span style="font-size: 16px;"><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-1.jpg" alt="" width="250" height="263" class="aligncenter size-full wp-image-2387" />　</span><br />
<span>［図表4］明治5年の職業</span></p>
</div>
</div>
<h2><strong>「古い戸籍の古い文字」はどうやって読めばいいのか？</strong></h2>
<h3><strong>◆昔の字を読む</strong></h3>
<p>古い戸籍の文字は、ものすごい達筆だったり、字がつぶれていたり、個性的な字だったりで、読み取るのが大変です。特に「変体がな」などの昔の字が使われていると、気合だけでは読み取れないです。変体がなの辞典が、図書館などにありますから調べてみましょう。また、インターネットを使えれば、変体がなを扱ったサイトがあり、調べるのに便利です。<br />
　<br />
<img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-1.jpg" alt="" width="600" height="915" class="aligncenter size-full wp-image-2388" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-1.jpg 600w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-1-197x300.jpg 197w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" />　<br />
［図表2］変体がなの一部（出典：「変体仮名を調べる」http://www.book-seishindo.jp/kana/）<br />
　<br />
　<br />
漢字のくずし字は、『書道辞典』や『くずし字用例辞典』などで調べられます。<br />
　<br />
戸籍を発行してくれた役所に、電話で問い合わせてもよいでしょう。役所に問い合わせると、戸籍の発行番号（近年の戸籍では下部、古い戸籍では右に発行番号が書かれています）の確認をされることが多いです。問い合わせる場合は、手元に戸籍を用意しましょう。　</p>
<h3><strong>◆戸籍でよく出てくる記載</strong></h3>
<p>次は、戸籍・除籍謄本によく出てくる記載についてご説明します。古い戸籍を取得後、わからない言葉が出てきたときに見返してください。<br />
　<br />
<strong>・「本家」と「分家」</strong>　<br />
ある家（本家）から出て、新しく一家を創立することを「分家」といいます。<br />
　<br />
<strong>・「総本家」</strong>　<br />
1898（明治31）年施行の民法で使用が廃止された用語で、一族の根源となる本家のことです。<br />
　<br />
<strong>・「戸主」</strong>　<br />
家にはその家長としての身分を持つ「戸主」がいて、戸主は家族に対して一定の権限と義務を持ちました。戸主の権限は、1948（昭和23）年の現行民法によって消滅し、戸籍上は「筆頭者」となりました。<br />
　<br />
<strong>・「隠居」</strong>　<br />
「隠居」とは、戸主が自ら生前に戸主の地位を退き、戸主権を相続人に継承させ、その家族となることです。戸主が老衰や病弱などからその責任に耐えられなくなったとき、戸主は自らの意思で隠居することができました。<br />
　<br />
<strong>・「婿養子縁組」と「入夫婚姻」</strong>　<br />
「婿養子縁組」とは、婚姻と同時に夫が妻の親と養子縁組することです。「婿養子縁組」に近いものに「入夫婚姻」があります。女子で戸主の地位にあるものを「女戸主」といいます。女戸主である妻の家に夫が入る婚姻の形態を「入夫婚姻」といいます。<br />
　<br />
整理すると、女性が戸主のときは「入夫婚姻」、戸主の跡継ぎ娘のときは「婿養子縁組」となります。<br />
　<br />
<strong>・「廃絶家再興」</strong>　<br />
新たな家の創立には、分家の他に「廃絶家再興」があります。「廃家」とは、戸主が他家に入って家を消滅させることです。「絶家」とは、戸主を失い、家督相続が開始されたにもかかわらず、家督相続人がいないため、その家が消滅したことをいいます。これらの家を再興することが、「廃絶家再興」です。</p>
<div class="box_style box_style02">
<div class="box_inner">
<div style="border: 1px solid #8A0868; padding: 5px; border-radius: 0px; background: #8A0868;"><span class="white">コラム</span></div>
<p><span> <strong>家系図作成業者について</strong>　<br />
　<br />
インターネットで検索すると、全国に20～30件以上の「家系図作成業者」が見つかると思います。家系図作成業者には、家系図に関する専門知識（苗字・家紋・歴史等）がある業者とない業者がいます。大半が、専門知識がない業者です。なぜかというと、家系図作成業務を行う業者のほとんどが「行政書士」だからです。<br />
　<br />
なぜ行政書士がほとんどかというと、戸籍を取って家系図を作る仕事は、近年まで行政書士の独占業務だったからです。行政書士試験の内容は、公務員試験に近く、法律に基づいて各種文書を作成する能力を図るためのものです。広く浅く民法や一般常識を問うのが試験内容で、家系図の専門知識とは無縁です。<br />
　<br />
ですので、現在の家系図作成業者は行政書士がほとんどであると同時に、家系図に関する専門知識がない業者が大半なのです。<br />
　<br />
頼むのであれば、専門知識がある業者がもちろんよいですが、「とにかく安く戸籍調査だけ頼みたい」などという場合は、専門知識がなくとも、戸籍調査だけはきっちりやってくれる安い業者を探す手もあります。家系図作成業者を利用するときは、いくつか問い合わせて、目的に応じて上手に利用するといいでしょう。<br />
</span></p>
</div>
</div>
<div class="box_style box_style04">
<h4>家系図業者の選び方</h4>
<p>家系図業者の実態や費用の考え方、選び方については、 以下の記事で詳しく解説しています。</p>
<ul>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/kakeizu0/kakeizu4/"> 業者に頼むと費用はいくら？ </a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/kakeizu0/kakeizu5/"> 自分で作る？業者に頼む？ </a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/6006/"> 家系図業者の9割は家系図を知らない？ </a><br />
<span style="font-size: 13px; color: #666;"> 行政書士が語る家系図業界の実態 </span></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/6011/"> 失敗しない家系図業者の選び方 </a><br />
<span style="font-size: 13px; color: #666;"> 依頼前に知っておきたい5つのポイント </span></li>
</ul>
<p style="font-size: 13px; color: #666;">※依頼前に一度目を通しておくと安心です</p>
</div>
<p><a href="#top">ページ上部へ戻る</a></p>
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【第3回】先祖はどこまで遡れるのか </a></div>
<div class="al-r m20"><a class="btn btn_style03" href="https://e-kakeizu.com/2539/"> 次の記事 →<br />
【第5回】戸籍のない時代の調査 </a></div>
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<p>戸籍調査や家系図作成についてのご相談はこちらからお問い合わせください。</p>
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			</item>
		<item>
		<title>【第6回】江戸時代の祖先が判明！？戸籍から家系図を作る方法</title>
		<link>https://e-kakeizu.com/2410/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin_ekakeizu]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 03 Jun 2021 05:18:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Yahoo・幻冬舎連載]]></category>
		<category><![CDATA[先祖調査の方法]]></category>
		<category><![CDATA[ルーツ調査]]></category>
		<category><![CDATA[先祖調査]]></category>
		<category><![CDATA[土地から探る]]></category>
		<category><![CDATA[家系図]]></category>
		<category><![CDATA[家系図の作り方]]></category>
		<category><![CDATA[家系図実例]]></category>
		<category><![CDATA[戸籍の読み方]]></category>
		<category><![CDATA[戸籍調査]]></category>
		<category><![CDATA[苗字の由来]]></category>
		<category><![CDATA[転籍]]></category>
		<guid isPermaLink="false">https://e-kakeizu.com/?p=2410</guid>

					<description><![CDATA[<p>先祖調査の方法　目次 家系図作成の手引き（目次） 【第1回】家系調査の基本 【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由 【第3回】先祖はどこまで遡れるのか 【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識 【第5回】戸籍のない [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="article-body">
<div class="box_style box_style04">
<h4>先祖調査の方法　目次</h4>
<ul>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2964/">家系図作成の手引き（目次）</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2254/">【第1回】家系調査の基本</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2301/">【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2426/">【第3回】先祖はどこまで遡れるのか</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2497/">【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2539/">【第5回】戸籍のない時代の調査</a></li>
<li>【第6回】戸籍から家系図を作る方法</li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2440/">【第7回】苗字から先祖を知る</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2452/">【最終回】名前から分かる先祖のルーツと職業</a></li>
</ul>
<p style="text-align: right; font-size: 13px; color: #666;"><a href="https://e-kakeizu.com/6345/"> ブログ総目次はこちら </a></p>
</div>
</div>
<p>本連載は、<a href="https://e-kakeizu.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">家系図作成代行センター株式会社</a>代表・ <a href="https://e-kakeizu.com/office0/office2/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">渡辺宗貴氏</a>の著書『わたしの家系図物語（ヒストリエ）』（時事通信社）から一部を抜粋し、物語を交えながら家系図の作り方を紹介するものです。</p>
<p>本記事は、幻冬舎のWEBメディアにて連載され、Yahoo!ニュースにも転載された内容をもとに掲載しています。</p>
<p>今回は前回に続き、家系図作成講座を受講した女子高生の葛西美々（かさい・みみ）の物語から、古い戸籍から読み取れることを具体的に見ていきましょう。</p>
<h2><strong>戸籍を辿り続け、ついに「200年前」の先祖を発見！</strong></h2>
<div class="box_style box_style03">
<p>＜登場人物＞<br />
<strong>葛西 美々（かさい みみ）</strong><br />
戸籍を見て先祖に興味を持ち、家系図作りに取り組む高校3年生。素直で真面目な性格。</p>
<p><strong>筧 探（かけい さぐる）</strong><br />
「家系図作成講座」の講師。年齢不詳で、ひょうひょうとした雰囲気。</p>
<p>※本連載では、家系調査をするという目的上、差別的意味合いを含む可能性のある語句を差別的意図ではなく、歴史的用語として用いています。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min.png" alt="" width="795" height="415" class="aligncenter size-full wp-image-1900" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min.png 795w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min-300x157.png 300w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min-768x401.png 768w" sizes="(max-width: 795px) 100vw, 795px" /></p>
</div>
<p>できるだけ古い戸籍を取得してくること──これが、前回の講座の宿題であった（関連記事『<a href="https://e-kakeizu.com/2397/"><span style="text-decoration: underline; color: #0000ff;">戦国時代から中世・古代まで…戸籍のない時代の先祖を遡る方法</span></a>』）。</p>
<p>江戸時代の先祖の戸籍<strong>（図表1）</strong>を前に、美々（みみ）は少し感動していた。</p>
<p>天保（てんぽう）・弘化（こうか）・安政（あんせい）…聞きなれない年号。江戸時代の先祖だ。戸主は「葛西○之介」…なんて読むのだろう？　その隣は「ふゆ」？　「○八郎」？　「ふみ」？</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-2.jpg" alt="" width="602" height="368" class="aligncenter  wp-image-2417" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-2.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-2-300x183.jpg 300w" sizes="(max-width: 602px) 100vw, 602px" /><br />
［図表1］美々の江戸時代の先祖のことが記載された戸籍</p>
<p>
前回の講座後、清岡区役所の職員さんのアドバイスと、筧（かけい）先生のレジュメを頼りに、釧路（くしろ）市役所に戸籍を請求した。すると、「2代前葛西啓治（けいじ）」…こないだ死んだおじいちゃんが阿寒（あかん＝現在の釧路市阿寒）で生まれていることがわかった<strong>（図表2）</strong>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-2.jpg" alt="" width="640" height="678" class="aligncenter size-full wp-image-2418" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-2.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-2-283x300.jpg 283w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
［図表2］2代前の祖父・啓治の戸籍</p>
<p>
釧路市役所に戸籍を請求すると、阿寒（当時の阿寒郡阿寒村）で生まれ、その後いくつか転籍し、結婚・出産を経て釧路市へ。そしてついこないだ86歳で死亡、という祖父・啓治の戸籍上の軌跡がすべてわかった。そもそも父・啓介（けいすけ）から頼まれたのが、相続手続きのために、祖父・啓治が生まれてから死ぬまでの戸籍を取得することなので、ここで任務は終了。</p>
<p>だが、さらに古い戸籍を追ってみた。</p>
<p>「2代前葛西啓治」の前は、「3代前葛西丑蔵」。美々の、ひいおじいちゃんだ。読み方がわからないので父に聞くと、「うしぞう」だと教えてくれた。丑蔵の戸籍には、丑蔵の子どもとして、祖父・啓治とその兄弟姉妹が載っていた。</p>
<p>系図に書き起こす<strong>（図表3）</strong>。</p>
<p>さらにたどると、「4代前 葛西綱次郎（つなじろう）」が「3代前 葛西丑蔵」を連れて、大正7年に青森県南津軽郡飯柳（いいやなぎ）村というところから、北海道阿寒村字雄別（あざなゆうべつ）に転籍してきたことがわかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2-611x1024.jpg" alt="" width="611" height="1024" class="aligncenter size-large wp-image-2419" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2-611x1024.jpg 611w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2-179x300.jpg 179w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2.jpg 640w" sizes="(max-width: 611px) 100vw, 611px" /><br />
［図表3］3代前まで遡った葛西家系図</p>
<p>大正7年は1918年。私の家は100年前に、青森から北海道に来たのか…。</p>
<p>父に聞いてみると、「先祖が東北とは聞いてたけど、詳しくは知らない」とのこと。家系に関する聞き伝えも聞いてみたが、「家紋（かもん）も何も全くわからない」とのこと。ただ、「家老（かろう）だとかなんとか言ってた気がする」とのこと。だが、「家老」というのは殿様に次ぐナンバー2らしく、「うちがそんなに偉いわけないから、どうせ嘘（うそ）だと思うけどな」と笑っていた。そもそも「自分の家系に興味がない」とのこと。</p>
<p>まぁ、それはわかってたんだけどさ…なんとなく。とうちゃんは、じいちゃんをあまり好きじゃなかったんだもんな…。</p>
<p>綱次郎や丑蔵の兄弟姉妹を系図に書き足した<strong>（図表4）</strong>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像05-2.jpg" alt="" width="640" height="1008" class="aligncenter size-full wp-image-2420" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像05-2.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像05-2-190x300.jpg 190w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
［図表4］4代前まで遡った葛西家系図</p>
<p>父の関心は得られなくとも、釧路市の役所に請求した要領で、青森県の板田町役場にさらに古い戸籍を請求してみた。</p>
<p>「4代前 葛西綱次郎」の父は「5代前 葛西○八郎」。○はなんていう字だろう？</p>
<p>ここまでは自力で系図に書き起こしてきたが、筆書きで読み取れない字も出てくるし、親子だけでなく、そのとき一緒に住んでいたであろう家族がすべて記載されていて、何がなんだかわからなくなってきた。「5代前 葛西○八郎」の父が「6代前 葛西〇之助」。「6代前 葛西〇之助」の前も同じ名前に見えるので、7代前も「〇之助」なのかな。</p>
<p>この戸籍を発行してくれた青森県の板田町役場によると、これ以上古い戸籍はないという。戸籍ではここが限界点のようだ。戸籍でわかる一番古い人名が、「7代前 葛西〇之助」。「6代前 葛西〇之助」が生まれた天保7（1836）年は、180年ほど前。ということは、「7代前 葛西〇之助」は200年ほど前の先祖だ！</p>
<p>「7代前とはすごいねぇ」</p>
<p>第2回家系図講座の開始前、美々はちやほやされていた。小さいころから生真面目で素直な美々は、男女問わず大人にかわいがられる。美々には読めなかった「葛西○八郎」と「葛西〇之助」は、『くずし字用例辞典』を持ってきていた年配の受講者から教えてもらえた。それぞれ「権」「松」の旧字らしい。直系先祖を抜き書きしてみた。</p>
<div class="box_style box_style02">
<div class="box_inner">本籍地　青森県南津軽郡飯柳村五十五番戸<br />
7代前　葛西松之助　生年不明（200年ほど前？）<br />
6代前　葛西松之助　天保7年生まれ<br />
5代前　葛西権八郎　弘化4年生まれ<br />
4代前　葛西綱次郎　明治9年生まれ<br />
3代前　葛西丑蔵　　明治34年生まれ<br />
2代前　葛西啓治　　昭和7年生まれ<br />
1代前　葛西啓介　　昭和38年生まれ<br />
本人　 葛西美々　　平成12年生まれ</div>
</div>
<p>今回も30人近く来ているが、美々のように一番古い戸籍まで取得してきたのは数名のようだ。戸籍の請求は決して難しくはないが、結構、手間暇がかかる。途中で挫折（ざせつ）した人もいれば、まだ時間がかかっている人もいる。取得組で古い戸籍を見せ合う。微妙に引っ込み思案の美々は、同年代の人の輪に入るには時間がかかるが、ご年配の輪には自然に溶け込める。</p>
<p>一番古い戸籍まで取ってきた人は、3～5代さかのぼれているようだ。美々の7代が最高記録だが、それはそうかもしれない。彼らの大半から見ると、美々は2代下の孫のようなもの。さかのぼる代数で競うなら、最初から有利なのだ。</p>
<p>!?…美々はふと思った。</p>
<p>今回戸籍で判明した先祖は、7代前。だけど、いつかもし私に子どもができたら、その子から見たら8代前なのか。今回取った戸籍は、大事に保管しておこう。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino16-450-min.png" alt="" width="450" height="755" class="aligncenter size-full wp-image-1912" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino16-450-min.png 450w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino16-450-min-179x300.png 179w" sizes="(max-width: 450px) 100vw, 450px" /></p>
<div class="box_style box_style04">
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</div>
<h2><strong>戸籍を系図に書き起こすとき、注意すべきポイントは？</strong></h2>
<p>筧（かけい）先生が颯爽（さっそう）と入ってきた。みんな席に着く。</p>
<p>「一番古い戸籍まで取ってきてくれた人が、何人かいるようですね」</p>
<p>はつらつと話す。筧先生は、家系が大好きのようだ。まずは、戸籍を取ってきた人たちに、戸籍を系図に書き起こす作業を個別にアドバイスしてくれる。筧先生のアドバイスをもとに、なんとか系図に書き起こせた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像06-1.jpg" alt="" width="640" height="888" class="aligncenter size-full wp-image-2421" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像06-1.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像06-1-216x300.jpg 216w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
［図表5］筧先生が美々が持ってきた戸籍を解読</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1-562x1024.jpg" alt="" width="562" height="1024" class="aligncenter size-large wp-image-2422" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1-562x1024.jpg 562w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1-165x300.jpg 165w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1.jpg 640w" sizes="(max-width: 562px) 100vw, 562px" /><br />
［図表6］美々が作ってきた家系図に筧先生はどうアドバイスする？</p>
<p>
<span style="color: #ff0000;"><strong>＜筧先生のアドバイス＞</strong></span><br />
<strong>①松之助</strong><br />
戸籍は必ず戸主を中心に見ます。この戸籍の戸主は、「葛西松之助」。<strong>図表6</strong>の名前の右に「亡父松之助長男」とあります。戸主松之助の父も松之助でした。</p>
<p>また、右の前戸主欄にも「前戸主亡父葛西松之助」とあります。戸主・松之助の父が前戸主だったようです。「亡父」とあるのは、この戸籍ができたときに、戸主・松之助の父はすでに死んでいたということです。おそらく戸主・松之助は、前戸主である父・松之助が死んで家督を相続し戸主になったと思われます。</p>
<p>戸主・松之助の左の欄には、「天保七年一月十日生」、上の欄には「明治三十年一月十四日死亡」とあります。1836年に生まれ、1897年に死んでいます。当時としてはわりと長寿だったようです。</p>
<p><strong>②ふゆ</strong><br />
「妻」というのは、戸主から見ての妻ですので、「ふゆ」は戸主・松之助の妻です。「本県北津軽郡菖蒲川村　千葉長左エ門四女入籍ス」とあります。「本県」とは戸主の本籍と同じく青森県のことです。</p>
<p><strong>③権八郎</strong><br />
「権八郎」は、戸主・松之助の長男と書かれています。「本縣本郡横沢村　太田東藏三男入籍ス」とありますので、横沢村の太田家から葛西家に養子に入ったようです。本来であれば、「長男」ではなく「養子」と書かれるべきところですが、古い戸籍にはこのような誤りがよくあります。</p>
<p>「明治二十八年十月七日願済廃嫡（はいちゃく）」「明治二十八年十月十日本村大字飯田五十五番戸へ分家ス」とあります。「廃嫡」とは、戸主の権限で家督相続権を奪うことです。このとき48歳だった権八郎は、なんらかの理由で養父の葛西松之助から家督を譲らないと宣告されたわけです。その3日後、権八郎は妻子を連れて分家しました。壮年の婿養子を廃嫡にするには、何か理由があったのかもしれません。</p>
<p><strong>④ふみ</strong><br />
戸主・松之助の長女「ふみ」です。<strong>図表6</strong>の名前の右に「長男（実は養子）権八郎妻」とあります。ここから「権八郎」は養子でもあり、養父・松之助の長女「ふみ」の夫でもあり、つまりは「婿養子」だったことがわかります。</p>
<p>同上夫権八郎ニ従ヒ分家ス」とあります。「同上」とは、「権八郎」の欄の「明治二十八年十月十日本村大字飯田五十五番戸へ分家ス」にかかっています。</p>
<p><strong>⑤みの</strong><br />
戸主・松之助の三女「みの」です。「明治二十六年四月二十四日本県本郡本村大字横沢　三浦弥五兵衛二男重助妻ニ嫁ス」とあり、三浦家に嫁いでいます。</p>
<p>長女「ふみ」と三女「みの」の間に二女がいたはずですが、戸籍にいません。この戸籍ができたのが、明治19（1886）年前後です。そのときに、二女はすでに籍から抜けていたためです。籍から抜けた理由としては、「婚姻」「養子縁組」「死亡」「分家」が考えられますが、残念ながらこの戸籍からは知ることはできません。</p>
<p>しかし、ある程度の推測は可能です。長女が安政3（1856）年、三女が明治2年（1869）年に生まれているということは、二女はこの戸籍ができた明治19年前後には18～29歳の間です。女戸主として「分家」の可能性は低いです。「養子縁組」で養女に出された可能性や、若くしての「死亡」もあり得ますが、戸主が長寿であること、他に早世した人物が見当たらないことから、「婚姻」の可能性が高いかもしれません。</p>
<p><strong>⑥市郎</strong><br />
戸主・松之助の二男「市郎」です。長男・権八郎は養子なので、実際には長男です。「明治三十年二月二十二日死亡跡相続ス」とあります。廃嫡された養兄・権八郎に代わり、戸主・松之助の跡を継いで22歳で家督相続をしたようです。権八郎が廃嫡された可能性の一つが少し見えてきました。</p>
<p>葛西権八郎が婿養子になった年月日が書かれていませんが、これは権八郎が明治5（1872）年以前に婿養子になったためです。取得できる最古戸籍である明治19年式戸籍は、日本最古の戸籍である明治5年作成の戸籍（壬申戸籍）の記載内容を引き継いでいます。明治5年以降の婿養子縁組であれば明治5年作成の戸籍に記載され、その内容が明治19年式戸籍に引き継がれたはずです（もちろんなんらかの記載漏れはあり得ます）。</p>
<p>「市郎」が生まれたのが明治7年。すなわち、戸主・松之助が跡取りとして権八郎を婿養子に迎えた後に、「市郎」が生まれたのです。もしかすると、婿養子より実の子に跡を継がせたいと考えたのかもしれません。</p>
<p><strong>⑦綱次郎</strong><br />
戸主・松之助の孫「綱次郎」です。右に「前権八郎長男」とあります。「前」とは前の欄の意味と思われますが、通常は書かれません。古い戸籍には、このように規定から外れた書き方をされたものが散見されます。「明治二十八年十月十日父権八郎ニ従ヒ分家ス」とあります。</p>
<p><strong>⑧常吉</strong><br />
戸主・松之助の孫「常吉」です。右に「右同父二男」とあります。「権八郎」の二男です。「同上分家ス」は、「常吉」の欄の「明治二十八年十月十日父権八郎ニ従ヒ分家ス」にかかっています。</p>
<p><strong>⑨みの</strong><br />
三浦家に嫁いで籍を抜けた戸主・松之助の三女「みの」が再び出てきます。「明治二十五年四月二十八日本村大字横沢　三</p>
<p>浦弥五兵衛二男亡重助妻離縁ニ付復帰ト為ル」「明治二十七年七月六日本郡藤﨑村大字葛野　阿部與四郎長男銕之助後妻ニ嫁ス」とあります。離婚し復籍したようです。その後、阿部家に嫁いで再び籍を抜けています。</p>
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