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	<title>土地から探る | 家系図作成代行センター㈱</title>
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	<description>家系図作成（家系調査・戸籍調査）業務を全国から請け負っております。</description>
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	<title>土地から探る | 家系図作成代行センター㈱</title>
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		<title>【第7回】土地と苗字で先祖を探る…戸籍のない時代の家系調査法</title>
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		<dc:creator><![CDATA[admin_ekakeizu]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 08 Jun 2021 04:22:53 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Yahoo・幻冬舎連載]]></category>
		<category><![CDATA[先祖調査の方法]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>先祖調査の方法　目次 家系図作成の手引き（目次） 【第1回】家系調査の基本 【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由 【第3回】先祖はどこまで遡れるのか 【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識 【第5回】戸籍のない [&#8230;]</p>
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										<content:encoded><![CDATA[<div class="article-body">
<div class="box_style box_style04">
<h4>先祖調査の方法　目次</h4>
<ul>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2964/">家系図作成の手引き（目次）</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2254/">【第1回】家系調査の基本</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2301/">【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2410/">【第3回】先祖はどこまで遡れるのか</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2426/">【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2539/">【第5回】戸籍のない時代の調査</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2440/">【第6回】苗字と土地から探る方法</a></li>
<li>【第7回】苗字から先祖を知る</li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2497/">【最終回】名前から分かる先祖のルーツと職業</a></li>
</ul>
<p style="text-align: right; font-size: 13px; color: #666;"><a href="https://e-kakeizu.com/6345/"> ブログ総目次はこちら </a></p>
</div>
</div>
<p>本連載は、<a href="https://e-kakeizu.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">家系図作成代行センター株式会社</a>代表・ <a href="https://e-kakeizu.com/office0/office2/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">渡辺宗貴氏</a>の著書『わたしの家系図物語（ヒストリエ）』（時事通信社）から一部を抜粋し、物語を交えながら家系図の作り方を紹介するものです。</p>
<p>本記事は、幻冬舎のWEBメディアにて連載され、Yahoo!ニュースにも転載された内容をもとに掲載しています。</p>
<p>今回は、土地と苗字に基づいた家系調査の様子を見ていきます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200.jpg" alt="" width="1200" height="630" class="aligncenter size-full wp-image-5795" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200.jpg 1200w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200-300x158.jpg 300w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200-1024x538.jpg 1024w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2026/03/10：book1-1200-768x403.jpg 768w" sizes="(max-width: 1200px) 100vw, 1200px" /><br />
<a href="https://www.amazon.co.jp/dp/4788716119" target="_blank" rel="noopener noreferrer"> ▶ 書籍『わたしの家系図物語（ヒストリエ）』はこちら（Amazon） </a></p>
<h2><strong>「土地関係の資料」を用いて、先祖の暮らしを分析</strong></h2>
<div class="box_style  box_style03">
<p>＜登場人物＞<br />
<strong>葛西 美々（かさい みみ）</strong><br />
戸籍を見て先祖に興味を持ち、家系図作りに取り組む高校3年生。素直で真面目な性格。</p>
<p><strong>筧 探（かけい さぐる）</strong><br />
「家系図作成講座」の講師。年齢不詳で、ひょうひょうとした雰囲気。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2025/09/タイトルなし2.jpg" alt="" width="201" height="185" class="aligncenter size-full wp-image-5210" /></p>
<p>※本連載では、家系調査をするという目的上、差別的意味合いを含む可能性のある語句を差別的意図ではなく、歴史的用語として用いています。</p>
</div>
<p>区民センターで行われる「家系図作成講座」に訪れた高校生の葛西美々。戸籍を遡っていくと、200年前の先祖までたどり着きました（関連記事：『<a href="https://e-kakeizu.com/2410/">【第3回】著者の戸籍で実践！祖先はどこまで遡れるのか？</a>』）。今回は、その続きを見ていきます。</p>
<p>「それでは、戸籍よりもっとさかのぼった調査をするために、必ず必要な基礎資料集めについて話します。資料は、『土地関連』と『苗字関連』の大きく二つに分かれます」</p>
<p>筧先生がホワイトボードに書きながら話してくれる。</p>
<p>「まずは、土地関係の資料を集めること。これによって、ご先祖様の土地の所有状況、住んでいた場所の地図、同姓の分布、住んでいた場所の歴史的な沿革、すなわち、家数・人口・神社・寺院・特産物などがわかり、ご先祖様の暮らしが少し見えてきます」</p>
<div class="box_style box_style02">
<div class="box_inner">■<strong>「土地関連」の基礎資料収集</strong><br />
・旧土地台帳<br />
・グーグルマップ<br />
・電話帳<br />
・地名辞典</div>
</div>
<p>「次に、代表的な苗字辞典や家紋事典には、どのように書かれているかを調べます。また、明治時代（1868～1912）以降の代表的な人名録・商工録に、ご先祖様の名前が記載されているかどうかを調べます」</p>
<div class="box_style box_style02">
<div class="box_inner">■<strong>「苗字関連」の基礎資料収集</strong><br />
・姓氏家系大辞典<br />
・角川日本姓氏歴史人物大事典<br />
・苗字辞典<br />
・人名事典等<br />
・都道府県別姓氏家紋大事典</div>
</div>
<p>この二つの基礎調査が、この先の本格的な調査の土台となるという。</p>
<p>「少し具体的にやってみましょうか。では、葛西さんから。電話帳の調査を行ってみましょう」</p>
<p>プロジェクターにつながれたノートパソコンには、すでに電話帳ソフトが立ち上げられている。</p>
<p>「同姓の分布を調べることは重要です」</p>
<p>苗字によっては、全国に広がる苗字、各県特有の苗字、ある県の一部に密集している苗字、全国的に珍しい苗字などがあるという。</p>
<p>「『葛西』という苗字の分布を見てみましょう」</p>
<p>例　青森県葛西家──同姓の分布から読み取れること<br />
全国・・・約7000軒<br />
青森県・・・約3000軒<br />
<img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/葛西家：電話帳.jpg" alt="" width="937" height="782" class="aligncenter size-full wp-image-4176" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/葛西家：電話帳.jpg 937w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/葛西家：電話帳-300x250.jpg 300w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/葛西家：電話帳-768x641.jpg 768w" sizes="(max-width: 937px) 100vw, 937px" /><br />
「半数近くが青森県に分布していることがわかります。なぜ、青森県にこんなにも『葛西』が多いかですが…」</p>
<p>葛西氏は、葛西という地に桓武（かんむ）天皇の子孫が住み着き、葛西清重（きよしげ）を名乗ったことに始まった。ここまでは、前回の講座で聞いた話（関連記事：『<a href="https://e-kakeizu.com/2397/"><span style="color: #0000ff;">戦国時代から中世・古代まで…戸籍のない時代の先祖を遡る方法</span></a>』）。次は、その苗字の始祖・葛西清重について調べる。参考文献も、前回に引き続き『姓氏家系大辞典』。</p>
<p>「葛西清重は、鎌倉幕府を開いた源頼朝（みなもとのよりとも）の家臣となり、1189（文治5）年の奥州征伐（おうしゅうせいばつ）に従軍しました。奥州征伐とは、鎌倉政権が東北地方で勢力を誇った藤原氏を征伐するまでの一連の戦いです。清重は、その征伐で大いに活躍し、現在の岩手県南部から宮城県北部に及ぶ広大な土地を恩賞として与えられました」</p>
<p>その後、葛西一族は戦国大名となり、現在の宮城県登米（とめ）市迫（はさま）町佐沼（さぬま）にあった佐沼城などを居城として葛西晴信（はるのぶ）まで続いたが、豊臣秀吉（とよとみ ひでよし）が北条氏を征伐した小田原（おだわら）の陣（じん）に参陣しなかったため滅亡。しかし、その間に葛西一族は北上を続け、南北朝のころには青森県にまで広がっていた。</p>
<p>「そのため、現在でも青森に葛西氏が多いんです」</p>
<p>圧倒的な知識をバックボーンとした説明に、教室中から、ほうっ…という感心のため息が漏もれる。</p>
<p>「そして、戸籍からわかる一番古い本籍地に、現在どれくらい同姓が住んでいるか。葛西家の本籍地は、青森県南津軽郡飯柳村…現在の南津軽郡板田（いただ）町飯柳です」</p>
<p>全国に約7000軒、うち青森県に約3000軒いる葛西家。南津軽郡板田町だと143軒。さらに絞り込むと、飯柳に34軒。</p>
<p>「それではここで、地名辞典で飯柳村の規模を見てみましょう」</p>
<p>筧先生が、青森県の地名辞典を開き、プロジェクターへ。重要なポイントを指し示してくれる。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/③地名辞典：飯田.jpg" alt="" width="437" height="821" class="aligncenter size-full wp-image-4175" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/③地名辞典：飯田.jpg 437w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/③地名辞典：飯田-160x300.jpg 160w" sizes="(max-width: 437px) 100vw, 437px" />●飯柳村は、正保年間（1644～1648）から開発が始まる<br />
●明治初年の家数は、71。昭和55年の世帯数163、人口761。<br />
●農業の割合は、ほぼ水田と畑作が半分ずつ<br />
●産物は米の他に、藍葉（らんよう）・大豆・菜種など</p>
<p>「中規模の典型的な農地です。正保年間…すなわち、江戸時代初期から開発が始まったようですが、明治初期の全体の戸数で71軒。昭和55（1980）年には、163軒。2009年の電話帳によれば、現在、葛西家はこの地に34軒も密集して住んでいます。163軒の中で34軒というのはかなり多いです。長い年月をかけて分家を繰り返して勢力を伸ばさなければ、現在の同姓がこれほどの数になることは考えにくい。当家のご先祖様は、飯柳村の初期の入植者の1人で、俗に言う“草分け”だったと思われます」</p>
<p>私の家は、農村地に古くから住んだ家だったんだ。家老という聞き伝えは、やっぱ違うのか。</p>
<p>「きっとこの地に、葛西さんとご先祖様を一にしている方たちがいますよ」</p>
<p>100年以上前に家族だった人たちが、今も青森の飯柳というところに住んでいるんだ…。</p>
<p>「ご先祖様のお墓も残っているかもしれません。勢力のあった家のようなので、郷土資料などにも記録があるかもしれませんね」</p>
<p>先祖のお墓に、郷土資料に記録の可能性。先祖の手掛かりが見えてきて、わくわくする。ともかくまずは、基礎的な調査。集めるべき資料のうち、「旧土地台帳」は法務局へ郵送での取り寄せが必要だが、その他の資料はここの図書館になくとも、大きな図書館にはそろっているそうだ。そこまで進んだら、さらなる調査か…。また来よう。</p>
<p>講座を終えた美々はさっそく、札幌中央図書館に向かった。</p>
<h2><strong>「グーグルマップ」からも先祖の手掛かりを掴める</strong></h2>
<p>先祖は、どのようなところに住んでいたのでしょうか。山のふもと？　海沿い？　どのくらいの広さ？　近所も親族？　実は、村の顔役だったかもしれません。先祖が住んでいた土地についての資料を集めることは、先祖を知るうえでの大きな手掛かりになります。</p>
<h3><strong>◆「旧土地台帳」とは</strong></h3>
<p>法務局には、明治中期からの土地登記を記録した「土地台帳（旧土地台帳）」が保管されています。「土地台帳」は、誰でも自由に閲覧が許されています。明治時代のものが残っていれば、<strong>かつて先祖が住んでいた土地の広さや地価、所有者の変遷、抵当の有無などを確認することができます</strong>。</p>
<p>郵送で取り寄せることができるので、まずは、先祖が住んでいた土地を管轄する法務局を市町村役場に確認、あるいはインターネットで検索し、問い合わせてみましょう。その際には、調べたい土地の現在の住所を明記し、「土地台帳」の謄本交付を依頼してください。料金は無料です。</p>
<h3><strong>◆旧土地台帳に記載されていること</strong></h3>
<p>記載されている内容は、おおよそ次のことです。</p>
<p><strong>・「地目（ちもく）」</strong><br />
土地が何に使用されているのかを記載しています。宅地、役場敷地、堤塘（ていとう（防波堤））、墳墓地（ふんぼち（墓地））、溝渠（こうきょ（用悪水路））、砂防地（山林や原野）などを記載しています。</p>
<p><strong>・「事故」「事由」</strong><br />
所有権に変更があって登記が行われた場合、その理由が記載されます。例えば、質権が設定されたとか、売買されたとか、相続したなどです。</p>
<p><strong>・「所有者の住所・氏名」</strong><br />
所有者が移転した場合、その住所と氏名が記載されます。</p>
<p>他に、「字（区画名）」「地積（面積）」「地価（価格）」「地租（課税金）」「沿革（地目・地積などの変遷）」「登記年月日」などが記載されています。内容を詳しく知りたいときは、法務局に尋ねるとよいでしょう。</p>
<p>美々が取った葛西家の旧土地台帳には、先祖の名が記載されていました（図表1）。</p>
<p>
<strong>［図表1］美々が取った葛西家の旧土地台帳</strong></p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像02.jpg" alt="" width="600" height="869" class="aligncenter size-full wp-image-2444" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像02.jpg 600w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像02-207x300.jpg 207w" sizes="(max-width: 600px) 100vw, 600px" />美々の「5代前　葛西権八郎」から「葛西常?（美々の4代前葛西綱次郎の弟）」に所有権が移ったようです。</p>
<p>その後、「葛西○○」なる人物に相続によって所有者が変わっています。おそらく葛西○○氏は、「葛西常?」の息子でしょう。電話帳などで、葛西○○氏あるいはその子孫を見つけることができれば、葛西家について話が聞けるかもしれません。</p>
<h3><strong>◆「グーグルマップ」で、地図上の本籍地を見る</strong></h3>
<p>「グーグルマップ（Googleマップ）」とは、インターネットを通して提供している、無料の地図検索サービスです。地図、航空写真、地形などの複数の表示モードがあります。グーグルマップは、大変便利です。先祖が住んだ土地のお寺の把握にも使えます。</p>
<p>ストリートビュー（表示モードの一つ）で、その土地の町並みを見るのも感慨深いです。取得できた<strong>最古の除籍簿の本籍地を現在の市町村名に変換してから、今の地名でグーグルマップを使って調べてください</strong>。その際に、グーグルマップで「（地名）寺」「（地名）神社」「（地名）公民館」「（地名）図書館」などと検索し、地元のお寺や機関を把握しておくと大変便利です。</p>
<h3><strong>◆「電話帳」で一族を探す</strong></h3>
<p>本籍地の市町村変換ができたら、<strong>先祖が住んだ土地に同姓の家がどのくらいあるのかを必ず把握しておきましょう</strong>。そのためには、本籍地の市町村のNTTの電話帳『ハローページ』を調べます。全国の『ハローページ』は、各公立図書館などに備え付けられています。</p>
<p>●「渡辺」「渡邉」「渡部」「渡邊」など、漢字が違えど読みが同じ家は同族候補です。<br />
●先祖の名前と同姓の人物、先祖の名前の一文字を使っている人物も拾い出します。</p>
<p>電話帳に記載された苗字を全国単位で検索するには、電子電話帳が便利です。現在販売されているものとしては、「<strong>写録宝夢巣</strong>（しゃーろっくほーむず）」（日本ソフト販売）があります。価格は8800円ほどですが、全国的な苗字の分布や順位、県市町村単位での住所・氏名・電話番号・苗字のランキング、フルネームでの検索なども可能です。ただし近年は、携帯電話の普及と個人情報保護のため、電話帳に掲載しない家が増加しました。もしも可能ならば、2000年ごろのものが最も収録数が多いので、こちらを手に入れましょう。</p>
<h3><strong>◆電話帳に同姓が載っていない！そんなときは…</strong></h3>
<p>調べてみたが、同姓の家が全くいないというケースもあり得ます。その理由としては、次のことが考えられます。</p>
<p>●もともと珍しい苗字で数が少ない。<br />
●一族まるごと、あるいは一族の本家に当たる人物が移住した。<br />
●先祖が何代も他家からの養子だった。</p>
<p>こういう場合は、<strong>その市町村に拘らず、郡から県へと検索の網を広げてください</strong>。さらに何らかの理由で血脈が先細りになっていて、同姓の同族がほとんどいないという家もあります。その場合は、<strong>その地域周辺から先祖の戸籍に入籍した妻や養子の実家を調べてみてください</strong>。これらの家は直接の同族ではありませんが、あなたの先祖と関係のあった家ですから、なんらかの情報を持っているかもしれません。</p>
<h3><strong>◆地名辞典を調べてみよう</strong></h3>
<p>先祖が住んだ土地の歴史を調べるのに使う資料は、『角川日本地名大辞典』と『日本歴史地名体系』です。少し難しい言葉も出てきます。辞典に書いてある内容が今はよくわからなくても、先祖が住んだ土地のコピーは必ず取っておきましょう。</p>
<p><strong>・</strong>『<strong>角川日本地名大辞典（全49巻）</strong>』（角川書店）<br />
角川書店が1978（昭和53）年から都道府県別に刊行した地名辞典です。都道府県別に編へん纂さんされています。先祖のかつての居住地の歴史的な沿革を手早く知ることができます。ある村の総石高や人口の変遷、領主名、住民の職業、寺院や神社などが簡潔に記されており、庄屋の名前も散見されます。また、その地域の代表的な郷土資料も収録されています。<br />
<img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像03.jpg" alt="" width="350" height="455" class="aligncenter size-full wp-image-2445" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像03.jpg 350w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像03-231x300.jpg 231w" sizes="(max-width: 350px) 100vw, 350px" /></p>
<p>［図表2］角川日本地名大辞典</p>
<p><strong>・</strong>『<strong>日本歴史地名体系（全50巻）</strong>』（平凡社）<br />
平凡社が1979（昭和54）年から都道府県別に刊行した地名辞典です。先述の『角川日本地名大辞典』と併せて読むことで、先祖の住んでいた村の状況がより詳しく理解できます。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像04.jpg" alt="" width="350" height="424" class="aligncenter size-full wp-image-2446" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像04.jpg 350w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/画像04-248x300.jpg 248w" sizes="(max-width: 350px) 100vw, 350px" /><br />
［図表3］日本歴史地名体系</p>
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【最終回】名前から分かる先祖のルーツ </a></div>
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			</item>
		<item>
		<title>【第6回】江戸時代の祖先が判明！？戸籍から家系図を作る方法</title>
		<link>https://e-kakeizu.com/2410/</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[admin_ekakeizu]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 03 Jun 2021 05:18:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[Yahoo・幻冬舎連載]]></category>
		<category><![CDATA[先祖調査の方法]]></category>
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		<category><![CDATA[家系図の作り方]]></category>
		<category><![CDATA[家系図実例]]></category>
		<category><![CDATA[戸籍の読み方]]></category>
		<category><![CDATA[戸籍調査]]></category>
		<category><![CDATA[苗字の由来]]></category>
		<category><![CDATA[転籍]]></category>
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					<description><![CDATA[<p>先祖調査の方法　目次 家系図作成の手引き（目次） 【第1回】家系調査の基本 【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由 【第3回】先祖はどこまで遡れるのか 【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識 【第5回】戸籍のない [&#8230;]</p>
<p>The post <a href="https://e-kakeizu.com/2410/">【第6回】江戸時代の祖先が判明！？戸籍から家系図を作る方法</a> first appeared on <a href="https://e-kakeizu.com">家系図作成代行センター㈱</a>.</p>]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="article-body">
<div class="box_style box_style04">
<h4>先祖調査の方法　目次</h4>
<ul>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2964/">家系図作成の手引き（目次）</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2254/">【第1回】家系調査の基本</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2301/">【第2回】戸籍を今すぐ取るべき理由</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2410/">【第3回】先祖はどこまで遡れるのか</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2426/">【第4回】先祖は武士か庶民か？名前でわかる基礎知識</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2539/">【第5回】戸籍のない時代の調査</a></li>
<li>【第6回】苗字と土地から探る方法</li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2452/">【第7回】苗字から先祖を知る</a></li>
<li><a href="https://e-kakeizu.com/2497/">【最終回】名前から分かる先祖のルーツと職業</a></li>
</ul>
<p style="text-align: right; font-size: 13px; color: #666;"><a href="https://e-kakeizu.com/6345/"> ブログ総目次はこちら </a></p>
</div>
</div>
<p>本連載は、<a href="https://e-kakeizu.com/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">家系図作成代行センター株式会社</a>代表・ <a href="https://e-kakeizu.com/office0/office2/" target="_blank" rel="noopener noreferrer">渡辺宗貴氏</a>の著書『わたしの家系図物語（ヒストリエ）』（時事通信社）から一部を抜粋し、物語を交えながら家系図の作り方を紹介するものです。</p>
<p>本記事は、幻冬舎のWEBメディアにて連載され、Yahoo!ニュースにも転載された内容をもとに掲載しています。</p>
<p>今回は前回に続き、家系図作成講座を受講した女子高生の葛西美々（かさい・みみ）の物語から、古い戸籍から読み取れることを具体的に見ていきましょう。</p>
<h2><strong>戸籍を辿り続け、ついに「200年前」の先祖を発見！</strong></h2>
<div class="box_style box_style03">
<p>＜登場人物＞<br />
<strong>葛西 美々（かさい みみ）</strong><br />
戸籍を見て先祖に興味を持ち、家系図作りに取り組む高校3年生。素直で真面目な性格。</p>
<p><strong>筧 探（かけい さぐる）</strong><br />
「家系図作成講座」の講師。年齢不詳で、ひょうひょうとした雰囲気。</p>
<p>※本連載では、家系調査をするという目的上、差別的意味合いを含む可能性のある語句を差別的意図ではなく、歴史的用語として用いています。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min.png" alt="" width="795" height="415" class="aligncenter size-full wp-image-1900" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min.png 795w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min-300x157.png 300w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino4-795-min-768x401.png 768w" sizes="(max-width: 795px) 100vw, 795px" /></p>
</div>
<p>できるだけ古い戸籍を取得してくること──これが、前回の講座の宿題であった（関連記事『<a href="https://e-kakeizu.com/2397/"><span style="text-decoration: underline; color: #0000ff;">戦国時代から中世・古代まで…戸籍のない時代の先祖を遡る方法</span></a>』）。</p>
<p>江戸時代の先祖の戸籍<strong>（図表1）</strong>を前に、美々（みみ）は少し感動していた。</p>
<p>天保（てんぽう）・弘化（こうか）・安政（あんせい）…聞きなれない年号。江戸時代の先祖だ。戸主は「葛西○之介」…なんて読むのだろう？　その隣は「ふゆ」？　「○八郎」？　「ふみ」？</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-2.jpg" alt="" width="602" height="368" class="aligncenter  wp-image-2417" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-2.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像02-2-300x183.jpg 300w" sizes="(max-width: 602px) 100vw, 602px" /><br />
［図表1］美々の江戸時代の先祖のことが記載された戸籍</p>
<p>
前回の講座後、清岡区役所の職員さんのアドバイスと、筧（かけい）先生のレジュメを頼りに、釧路（くしろ）市役所に戸籍を請求した。すると、「2代前葛西啓治（けいじ）」…こないだ死んだおじいちゃんが阿寒（あかん＝現在の釧路市阿寒）で生まれていることがわかった<strong>（図表2）</strong>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-2.jpg" alt="" width="640" height="678" class="aligncenter size-full wp-image-2418" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-2.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像03-2-283x300.jpg 283w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
［図表2］2代前の祖父・啓治の戸籍</p>
<p>
釧路市役所に戸籍を請求すると、阿寒（当時の阿寒郡阿寒村）で生まれ、その後いくつか転籍し、結婚・出産を経て釧路市へ。そしてついこないだ86歳で死亡、という祖父・啓治の戸籍上の軌跡がすべてわかった。そもそも父・啓介（けいすけ）から頼まれたのが、相続手続きのために、祖父・啓治が生まれてから死ぬまでの戸籍を取得することなので、ここで任務は終了。</p>
<p>だが、さらに古い戸籍を追ってみた。</p>
<p>「2代前葛西啓治」の前は、「3代前葛西丑蔵」。美々の、ひいおじいちゃんだ。読み方がわからないので父に聞くと、「うしぞう」だと教えてくれた。丑蔵の戸籍には、丑蔵の子どもとして、祖父・啓治とその兄弟姉妹が載っていた。</p>
<p>系図に書き起こす<strong>（図表3）</strong>。</p>
<p>さらにたどると、「4代前 葛西綱次郎（つなじろう）」が「3代前 葛西丑蔵」を連れて、大正7年に青森県南津軽郡飯柳（いいやなぎ）村というところから、北海道阿寒村字雄別（あざなゆうべつ）に転籍してきたことがわかった。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2-611x1024.jpg" alt="" width="611" height="1024" class="aligncenter size-large wp-image-2419" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2-611x1024.jpg 611w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2-179x300.jpg 179w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像04-2.jpg 640w" sizes="(max-width: 611px) 100vw, 611px" /><br />
［図表3］3代前まで遡った葛西家系図</p>
<p>大正7年は1918年。私の家は100年前に、青森から北海道に来たのか…。</p>
<p>父に聞いてみると、「先祖が東北とは聞いてたけど、詳しくは知らない」とのこと。家系に関する聞き伝えも聞いてみたが、「家紋（かもん）も何も全くわからない」とのこと。ただ、「家老（かろう）だとかなんとか言ってた気がする」とのこと。だが、「家老」というのは殿様に次ぐナンバー2らしく、「うちがそんなに偉いわけないから、どうせ嘘（うそ）だと思うけどな」と笑っていた。そもそも「自分の家系に興味がない」とのこと。</p>
<p>まぁ、それはわかってたんだけどさ…なんとなく。とうちゃんは、じいちゃんをあまり好きじゃなかったんだもんな…。</p>
<p>綱次郎や丑蔵の兄弟姉妹を系図に書き足した<strong>（図表4）</strong>。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像05-2.jpg" alt="" width="640" height="1008" class="aligncenter size-full wp-image-2420" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像05-2.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像05-2-190x300.jpg 190w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
［図表4］4代前まで遡った葛西家系図</p>
<p>父の関心は得られなくとも、釧路市の役所に請求した要領で、青森県の板田町役場にさらに古い戸籍を請求してみた。</p>
<p>「4代前 葛西綱次郎」の父は「5代前 葛西○八郎」。○はなんていう字だろう？</p>
<p>ここまでは自力で系図に書き起こしてきたが、筆書きで読み取れない字も出てくるし、親子だけでなく、そのとき一緒に住んでいたであろう家族がすべて記載されていて、何がなんだかわからなくなってきた。「5代前 葛西○八郎」の父が「6代前 葛西〇之助」。「6代前 葛西〇之助」の前も同じ名前に見えるので、7代前も「〇之助」なのかな。</p>
<p>この戸籍を発行してくれた青森県の板田町役場によると、これ以上古い戸籍はないという。戸籍ではここが限界点のようだ。戸籍でわかる一番古い人名が、「7代前 葛西〇之助」。「6代前 葛西〇之助」が生まれた天保7（1836）年は、180年ほど前。ということは、「7代前 葛西〇之助」は200年ほど前の先祖だ！</p>
<p>「7代前とはすごいねぇ」</p>
<p>第2回家系図講座の開始前、美々はちやほやされていた。小さいころから生真面目で素直な美々は、男女問わず大人にかわいがられる。美々には読めなかった「葛西○八郎」と「葛西〇之助」は、『くずし字用例辞典』を持ってきていた年配の受講者から教えてもらえた。それぞれ「権」「松」の旧字らしい。直系先祖を抜き書きしてみた。</p>
<div class="box_style box_style02">
<div class="box_inner">本籍地　青森県南津軽郡飯柳村五十五番戸<br />
7代前　葛西松之助　生年不明（200年ほど前？）<br />
6代前　葛西松之助　天保7年生まれ<br />
5代前　葛西権八郎　弘化4年生まれ<br />
4代前　葛西綱次郎　明治9年生まれ<br />
3代前　葛西丑蔵　　明治34年生まれ<br />
2代前　葛西啓治　　昭和7年生まれ<br />
1代前　葛西啓介　　昭和38年生まれ<br />
本人　 葛西美々　　平成12年生まれ</div>
</div>
<p>今回も30人近く来ているが、美々のように一番古い戸籍まで取得してきたのは数名のようだ。戸籍の請求は決して難しくはないが、結構、手間暇がかかる。途中で挫折（ざせつ）した人もいれば、まだ時間がかかっている人もいる。取得組で古い戸籍を見せ合う。微妙に引っ込み思案の美々は、同年代の人の輪に入るには時間がかかるが、ご年配の輪には自然に溶け込める。</p>
<p>一番古い戸籍まで取ってきた人は、3～5代さかのぼれているようだ。美々の7代が最高記録だが、それはそうかもしれない。彼らの大半から見ると、美々は2代下の孫のようなもの。さかのぼる代数で競うなら、最初から有利なのだ。</p>
<p>!?…美々はふと思った。</p>
<p>今回戸籍で判明した先祖は、7代前。だけど、いつかもし私に子どもができたら、その子から見たら8代前なのか。今回取った戸籍は、大事に保管しておこう。</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino16-450-min.png" alt="" width="450" height="755" class="aligncenter size-full wp-image-1912" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino16-450-min.png 450w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2019/02/watasino16-450-min-179x300.png 179w" sizes="(max-width: 450px) 100vw, 450px" /></p>
<div class="box_style box_style04">
<h4>家系図を作るなら</h4>
<p>家系図を正確に作るためには、 すべての家系の戸籍を漏れなく集めていく必要があります。</p>
<p>20年の経験を経てたどり着いた家系図作成サービスです。</p>
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</div>
<h2><strong>戸籍を系図に書き起こすとき、注意すべきポイントは？</strong></h2>
<p>筧（かけい）先生が颯爽（さっそう）と入ってきた。みんな席に着く。</p>
<p>「一番古い戸籍まで取ってきてくれた人が、何人かいるようですね」</p>
<p>はつらつと話す。筧先生は、家系が大好きのようだ。まずは、戸籍を取ってきた人たちに、戸籍を系図に書き起こす作業を個別にアドバイスしてくれる。筧先生のアドバイスをもとに、なんとか系図に書き起こせた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像06-1.jpg" alt="" width="640" height="888" class="aligncenter size-full wp-image-2421" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像06-1.jpg 640w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像06-1-216x300.jpg 216w" sizes="(max-width: 640px) 100vw, 640px" /><br />
［図表5］筧先生が美々が持ってきた戸籍を解読</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><img decoding="async" loading="lazy" src="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1-562x1024.jpg" alt="" width="562" height="1024" class="aligncenter size-large wp-image-2422" srcset="https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1-562x1024.jpg 562w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1-165x300.jpg 165w, https://e-kakeizu.com/wp/wp-content/uploads/2021/05/画像07-1.jpg 640w" sizes="(max-width: 562px) 100vw, 562px" /><br />
［図表6］美々が作ってきた家系図に筧先生はどうアドバイスする？</p>
<p>
<span style="color: #ff0000;"><strong>＜筧先生のアドバイス＞</strong></span><br />
<strong>①松之助</strong><br />
戸籍は必ず戸主を中心に見ます。この戸籍の戸主は、「葛西松之助」。<strong>図表6</strong>の名前の右に「亡父松之助長男」とあります。戸主松之助の父も松之助でした。</p>
<p>また、右の前戸主欄にも「前戸主亡父葛西松之助」とあります。戸主・松之助の父が前戸主だったようです。「亡父」とあるのは、この戸籍ができたときに、戸主・松之助の父はすでに死んでいたということです。おそらく戸主・松之助は、前戸主である父・松之助が死んで家督を相続し戸主になったと思われます。</p>
<p>戸主・松之助の左の欄には、「天保七年一月十日生」、上の欄には「明治三十年一月十四日死亡」とあります。1836年に生まれ、1897年に死んでいます。当時としてはわりと長寿だったようです。</p>
<p><strong>②ふゆ</strong><br />
「妻」というのは、戸主から見ての妻ですので、「ふゆ」は戸主・松之助の妻です。「本県北津軽郡菖蒲川村　千葉長左エ門四女入籍ス」とあります。「本県」とは戸主の本籍と同じく青森県のことです。</p>
<p><strong>③権八郎</strong><br />
「権八郎」は、戸主・松之助の長男と書かれています。「本縣本郡横沢村　太田東藏三男入籍ス」とありますので、横沢村の太田家から葛西家に養子に入ったようです。本来であれば、「長男」ではなく「養子」と書かれるべきところですが、古い戸籍にはこのような誤りがよくあります。</p>
<p>「明治二十八年十月七日願済廃嫡（はいちゃく）」「明治二十八年十月十日本村大字飯田五十五番戸へ分家ス」とあります。「廃嫡」とは、戸主の権限で家督相続権を奪うことです。このとき48歳だった権八郎は、なんらかの理由で養父の葛西松之助から家督を譲らないと宣告されたわけです。その3日後、権八郎は妻子を連れて分家しました。壮年の婿養子を廃嫡にするには、何か理由があったのかもしれません。</p>
<p><strong>④ふみ</strong><br />
戸主・松之助の長女「ふみ」です。<strong>図表6</strong>の名前の右に「長男（実は養子）権八郎妻」とあります。ここから「権八郎」は養子でもあり、養父・松之助の長女「ふみ」の夫でもあり、つまりは「婿養子」だったことがわかります。</p>
<p>同上夫権八郎ニ従ヒ分家ス」とあります。「同上」とは、「権八郎」の欄の「明治二十八年十月十日本村大字飯田五十五番戸へ分家ス」にかかっています。</p>
<p><strong>⑤みの</strong><br />
戸主・松之助の三女「みの」です。「明治二十六年四月二十四日本県本郡本村大字横沢　三浦弥五兵衛二男重助妻ニ嫁ス」とあり、三浦家に嫁いでいます。</p>
<p>長女「ふみ」と三女「みの」の間に二女がいたはずですが、戸籍にいません。この戸籍ができたのが、明治19（1886）年前後です。そのときに、二女はすでに籍から抜けていたためです。籍から抜けた理由としては、「婚姻」「養子縁組」「死亡」「分家」が考えられますが、残念ながらこの戸籍からは知ることはできません。</p>
<p>しかし、ある程度の推測は可能です。長女が安政3（1856）年、三女が明治2年（1869）年に生まれているということは、二女はこの戸籍ができた明治19年前後には18～29歳の間です。女戸主として「分家」の可能性は低いです。「養子縁組」で養女に出された可能性や、若くしての「死亡」もあり得ますが、戸主が長寿であること、他に早世した人物が見当たらないことから、「婚姻」の可能性が高いかもしれません。</p>
<p><strong>⑥市郎</strong><br />
戸主・松之助の二男「市郎」です。長男・権八郎は養子なので、実際には長男です。「明治三十年二月二十二日死亡跡相続ス」とあります。廃嫡された養兄・権八郎に代わり、戸主・松之助の跡を継いで22歳で家督相続をしたようです。権八郎が廃嫡された可能性の一つが少し見えてきました。</p>
<p>葛西権八郎が婿養子になった年月日が書かれていませんが、これは権八郎が明治5（1872）年以前に婿養子になったためです。取得できる最古戸籍である明治19年式戸籍は、日本最古の戸籍である明治5年作成の戸籍（壬申戸籍）の記載内容を引き継いでいます。明治5年以降の婿養子縁組であれば明治5年作成の戸籍に記載され、その内容が明治19年式戸籍に引き継がれたはずです（もちろんなんらかの記載漏れはあり得ます）。</p>
<p>「市郎」が生まれたのが明治7年。すなわち、戸主・松之助が跡取りとして権八郎を婿養子に迎えた後に、「市郎」が生まれたのです。もしかすると、婿養子より実の子に跡を継がせたいと考えたのかもしれません。</p>
<p><strong>⑦綱次郎</strong><br />
戸主・松之助の孫「綱次郎」です。右に「前権八郎長男」とあります。「前」とは前の欄の意味と思われますが、通常は書かれません。古い戸籍には、このように規定から外れた書き方をされたものが散見されます。「明治二十八年十月十日父権八郎ニ従ヒ分家ス」とあります。</p>
<p><strong>⑧常吉</strong><br />
戸主・松之助の孫「常吉」です。右に「右同父二男」とあります。「権八郎」の二男です。「同上分家ス」は、「常吉」の欄の「明治二十八年十月十日父権八郎ニ従ヒ分家ス」にかかっています。</p>
<p><strong>⑨みの</strong><br />
三浦家に嫁いで籍を抜けた戸主・松之助の三女「みの」が再び出てきます。「明治二十五年四月二十八日本村大字横沢　三</p>
<p>浦弥五兵衛二男亡重助妻離縁ニ付復帰ト為ル」「明治二十七年七月六日本郡藤﨑村大字葛野　阿部與四郎長男銕之助後妻ニ嫁ス」とあります。離婚し復籍したようです。その後、阿部家に嫁いで再び籍を抜けています。</p>
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