「戸籍調査」よりももっと深い「戸籍以上の調査」をお考えの場合お見積りが必要です。

お見積り方法は状況により2パターンに分かれます。

「戸籍調査」がすんでいる。あるいは家系に関する資料や明確な聞き伝えがある

お手持ちの戸籍や資料をお見せください。

調査余地があるかと調査方針・お見積りまで無料でできます

特段の家系に関する情報や資料がない

段階を経る必要があります。

まずはSTEP1、「家系図の作成(戸籍調査)」の松コースをご依頼ください。
その結果を見て次段階の調査方針・お見積りをお伝えいたします。

調査方針・お見積りについて

「戸籍以上の調査」の調査方針や難易度は各家によって様々ですが、おおよそ6パターンに分かれます。

  1. お寺・お墓がわからなくなっているので、同姓からアンケートを取る必要がある。
  2. お寺に過去帳の有無を確認する必要がある。
  3. 地元旧家なので、郷土資料や人名録の調査が必要。
  4. 江戸時代武士の家系なので藩政資料の調査が必要。
  5. 全国的に少ない苗字なので、全県あるいは全国へのアンケート調査が必要。
  6. その他、上記に当てはまらないケース。

「戸籍以上の調査」には、今すぐにやらないとならない調査といつか時間ができたときに行ってもいい調査があります

急がなければならないのが「同姓や菩提寺へのアンケート」です。

「もう数年早ければ古老がいたので色々聞けたのだが…」という回答が年々多くなっています。

お寺の住職様も代替わりが進むとご対応いただくのが一層難しくなります。

また、上記のような人からの情報だけでなく地元の人名録や武士だった場合の藩士名簿の調査も急がなければなりません。

個人情報保護法の拡大解釈で、江戸期・明治期の人名が載った文献や古文書(例えば人名録や戸長名鑑など)が年々見れなくなっています。

逆にさほど急がなくともいい調査もあります。

例えば、中世古代の系図文献から古い時代のルーツを調べるような調査。

あるいは、地元の郷土誌の調査はさほど急がなくとも大丈夫です。

このような文献は、今後閲覧禁止になるようなこともないでしょうし、いつか時間ができたときにライフワークとしてとっておいたり、あるいは将来お子様やお孫様に託してもいいかもしれません。

「戸籍以上の調査」の料金について

各家によって調査方針や判明することに差異があります。

下記の業務を調査方針に合わせていくつか組み合わせます。

一家系に付き総額で8~40万円のお見積りになることが多いです。

「戸籍以上の調査」料金表 ※お見積りが必要です。
「基礎調査資料収集」※松コースに付属 80000円
「本格調査資料収集A中世・古代(400~1000年以上前)」 80000円
「本格調査資料収集B近世(200~400年前。江戸期)」 80000円
「本格調査資料収集C近代(~200年前。明治・大正・昭和期)」 80000円
「武士(士族)調査(分限帳・武士系図)」 80000円
「親族候補の同姓へのコンタクト(お墓・家紋・お寺探し)」 80000円
「お寺(菩提寺)へのコンタクト(お墓・お寺・過去帳探し)」 80000円

各調査詳細

「基礎調査資料収集」:80,000円

「戸籍以上の調査」に必ず必要な基礎資料、苗字辞典・地名辞典・同姓リスト・旧土地台帳を集めます。

以下のような調査です。

  • 旧土地台帳

    明治22年以降の土地の所有者の変遷、土地の広さや地価、抵当の有無などを知ることができます。また和紙公図といわれる土地の地図が備わっています。

  • 角川地名大辞典

    この辞典は角川書店が昭和53年(1978)から都道府県別に刊行した地名辞典です。都道府県別47巻からなり、古代から現代までの地名とその歴史沿革を集大成した本格的な辞典です。

  • 日本歴史地名大系

    平凡社が吉田東伍編纂の『大日本地名辞書』(1937-40)の方針を継承する形で昭和54年(1979)から都道府県別に刊行した地名辞典で、こちらは地域ごと(市町村別)に記されており、巻末に収録地名の五十音索引があります。

  • 苗字辞典・人名録など

    『角川日本姓氏家系歴史人物大辞典』は角川書店が府県別に編纂した姓氏・人物辞典です。第1部「歴史・人物編」では府県・市町村別の地誌を概説し、1994年までの物故者を対象に府県に関わる人物を五十音順に収録しています。  また都道府県の明治以降の人名録・紳士録・商工人名録・名家録などを調査します。昭和20年(1945)以前に作製された人名録の多くには士族(武士)などの族称が記されており、家系・一族・宗教・家族・学歴・職歴・勲記なども記され、収録されている範囲も現在の町内会長のような人物まで記載しているものがあります。 ご先祖が商家だった場合、商工録などに記載されていれば取扱い品目・屋号・電話番号・所得税などの貴重な情報を得ることができます。

  • 姓氏家系大辞典

    この辞典は系譜学を提唱した立命館大学教授・太田亮(あきら)(1884-1956)が一生を捧げて完成させた労作で、苗字・家系研究の根本資料とされています。

  • 都道府県別姓氏家紋大辞典

    45年間にわたって全国の墓地で約250万世帯の墓石の家紋を採集して歩いた著者千鹿野茂がその成果をまとめた労著。都道府県別に、家紋の分布状況、家紋と姓氏・出自の関係を明らかにし、都道府県別の家紋と姓氏の解説文、家紋分布表を掲載しています。

「本格調査資料収集A中世・古代(400~1000年以上前)」:80,000円
「本格調査資料収集B近世(200~400年前。江戸期)」:80,000円
「本格調査資料収集C近代(~200年前。明治・大正・昭和期)」:80,000円
「武士(士族)調査(分限帳・武士系図)」:80,000円

地元の郷土史や古文書を集めます。

活字化された郷土史だけでなく、教育委員会や公民館に古文書類が残されていないかも調査します。

武士の家系であれば藩政資料を調査します。

以下のような調査です。

  • 郷土誌調査

    家系調査を行うためには、かつて先祖が住んでいた土地の歴史を深く知ることが不可欠です。それに欠かせないのが市町村史などの郷土誌です。ご先祖が武士や庄屋・名主・肝煎・十村などの村長だった場合には、ご先祖の名前が記載されている可能性も十分にあります。

  • 公文書館・郷土資料館・博物館などへの問い合わせ

    江戸時代の戸籍である宗門改帳などの村方文書、明治初期の土地台帳、教職員の名簿や辞令、国有未開地の払下文書、選挙人名簿、旧藩の記録、徴兵記録などは地元の公文書館や郷土資料館に所蔵されている場合があります。そのような機関に資料の有無を問い合わせます。

  • 教育委員会への問い合わせ

    市町村史などの郷土誌は市町村役場の教育委員会に設置された編纂室で作られます。その過程で収集された膨大な資料を保管しているのも教育委員会です。教育委員会に先祖調査の協力を依頼します。

  • 図書館へのレファレンス

    地元の図書館には今回の調査で収集した人名録など、さまざまな郷土関連文献が所蔵されています。題名(タイトル)だけでは内容が分からないものもありますので、ご先祖が住んでいた村のことが書かれている文献がどれくらいあるかを問い合わせます。そして必要な箇所のコピーを依頼します。

  • 公民館への問い合わせ

    公民館は地域のコミュニティーセンターであると同時に、古老が集うため昔の情報を集めるのに最適の施設です。たとえば「ある苗字の本家はどの家ですか」「旧〇〇村の家がよく使う寺院はどこですか」「旧〇〇村の家々の墓所はどこにありますか」というような質問に丁寧に答えてくれることがあります。ご先祖の住んでいた地域の公民館に情報収集を依頼します。

「親族候補の同姓へのコンタクト(お墓・家紋・お寺探し)」:80,000円
「お寺(菩提寺)へのコンタクト(お墓・お寺・過去帳探し)」:80,000円

具体的にご先祖様をさかのぼるには、お寺・お墓探しは必須です。

これは文献や古文書に出てくるようなことではなく、 地元の同姓やお寺から情報を求めなければなりません。

具体的にはウチが代理人として、地元の同姓やお寺にアンケートを取って、当家との関わりや家紋・お寺・お墓・過去帳などの情報を求めます。

以下のような調査です。

  • 同姓へのアンケート調査

    ご先祖が住んでいた村に現在も住んでいる同姓の家に対して、「家紋・菩提寺・家系に関する口伝・当家のご先祖を知っているか…」など、家系情報を問い合わせるアンケートを送ります。

  • 菩提寺での過去帳調査

    江戸時代(1603-1867)はキリシタンが禁制だったため、寺請制度というものがあり、全ての日本人はどこかの寺院の檀家でした。当家の菩提寺がどこかを地元からの情報や同姓からのアンケートなどで探し出し、その寺院に保管されている過去帳を調べてもらいます。情報が集まらない場合は、ご先祖が住んでいた土地の周辺にある寺院に対して次々と問い合わせの手紙を送ります。 過去帳は寺院に必ず備え付けられている死者名簿で、死亡年月日・享年・俗名・戒名(法名)などが記載されています。過去帳に記されているこれらの情報を整理することによって、おおよそ1700年前後まで家系図をさかのぼることが可能です。 神道の場合も江戸時代(1603-1867)は寺請制度によって仏葬が行なわれていましたから、1700年から1870年ごろまでのご先祖については寺院の過去帳を調べる必要があります。ただし京都の吉田神道家から認可状を与えられた神職に限っては神葬が行なわれました。神社にも寺院の過去帳と同じ役割の神葬者名簿である霊名簿がありますから、神職や明治以降の神葬者を調べるときにはこちらを調査します。

  • 墓石調査

    昭和以前の墓石は夫婦で一基、あるいは一人一基でした。古い墓石は年々処分されていますが、地元や同姓からの情報提供によって古い墓石を調べることにより、過去帳と同じような情報を入手することができます。過去帳は数十年か百年ごとに書き改められ、そのさいに写し間違いが起きることがあります。一方、墓石は原則として死亡した直後に建立されるものですから間違いがありません。過去帳調査とともに墓石調査を行なうことによって、より正確な情報を得ることができます。

「戸籍以上の調査」でご留意いただきたい点

通常「戸籍以上の調査」(現地調査などとも言います)の相場は成果報酬で

  • 戸籍より1~2代判明で37~40万円前後
  • 400年前(江戸時代初期)まで判明で80~120万円
  • 1000年前まで判明で120~200万円

というおおよその相場があります。

ウチでは、成果報酬もいただかない代わりに必要作業の事務手数料で料金設定しております。

※8~40万円の間でお見積もりになることが多いです。

遡るに関して一番いいケースは本家やお寺を発見でき、過去帳があり400年前(江戸時代初期)まで判明というケース(武士であれば藩政資料に江戸時代初期までの記録があること)。

もっといいのが地元に当家の江戸時代以前の具体的なルーツの伝承(源平藤橘、藤原氏のいずれであるなど)が残されていて1000年以上前まで判明するケース。

この場合でも成功報酬で追加金等は必要ございません。

逆に、何一つ情報が無い場合に(実際に全く何もわからないとういうことは少ないですが)返金というのも行っておりません。

また、現地に実際出向くことはありません

※現地に行って調査するのはプロの仕事ではないと考えています。 

行かずしてやるべきことはすべてやり、現地にはいくとしたら確認に行く 可能な限り過去帳等も現地に行かずして入手を目指しますが、菩提寺や本家は確定できたが過去帳やお墓は消失していないというケースもあり得ます。

例えばですが、お寺や本家に過去帳があることが判明したがコピー等出来ないので、行かないと入手できないというケースはあり得ます。

その場合は、いつかご自身で行かれる時の段取りを整えるのが精一杯かもしれません。

  • 1000年前までほとんど空白なく直系人物が埋まる可能性もありますが、この場合でも成功報酬、追加金等は一切必要ございません。
  • 調査結果、すべての空白が埋まらず一部空白になる場合もありますが、この場合でも返金等はございません。

心配なのが前述のように「戸籍以上の調査」も時間との勝負の面があることです。

家系図作成のような業務はこちらが無理にお勧めする性質のものでもなく、また、特に「戸籍以上の調査」は高額でありながらやってみないとわからない面も多々あります。

結果が100%保証できる業務でもないので 急かしたくはないのですが、それでもこの機会にやれることはすべて行ってみると思われた際はなるべく早くご検討ください。

「戸籍以上の調査」の実例

調査例】代表渡辺の母方葛西家の法務局調査

※「基礎調査資料収集」にあたります 。

青森県板柳町の法務局に先祖の土地の記録(旧土地台帳)がありました。

調査例】代表渡辺の母方葛西家の郷土資料調査

※「本格調査資料収集B近世」にあたります 。

青森県立図書館所蔵の『板柳町史』に「葛西家は板柳村大字飯田の代表的な家ではあったが残念ながら記録は残っていない」と読み取れる記載があり。

記録が残っていないという事実がわかったことも立派な調査結果です。

その後の方針が立てられます。(…やっぱり残念ですが)

調査例】補助者兼渡辺の妻玉置家の人名録調査

※「本格調査資料収集C近代」にあたります。 

白浜町立図書館所蔵の『白浜町史』に「副戸長 玉置又平」とご先祖様の名前。

非常に有益な手掛かりです。

調査例】代表渡辺の母方葛西家の中世古代系図文献調査

※「本格調査資料収集A中世・古代」にあたります。

桓武天皇から明治時代まで下ってくる葛西家の系図が残されていました。

私の家との明確なつながりは記載有りませんでしたが、1000年前からの家系の流れが把握できる有力な調査資料です。

調査例】代表渡辺の母方葛西家の同姓アンケート調査

※「親族候補の同姓へのコンタクト」にあたります。

かつて先祖が住んだ地の同姓数十軒すべてにお手紙を送ったところ、かつての親族様からお手紙のご返信をいただきました。

全く知らなかった「家紋」「お墓」「お寺」「聞き伝え」がすべて判明し、次段階の「お寺へのコンタクト」が可能になりました。