家系図の作成、戸籍(戸籍謄本・除籍謄本)の取り寄せと読み取り、美しい家系図の筆耕、カッコイイ家系図の表装

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■家系図作成代行センター物語1


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家系図作成代行センター物語1

要するに、家系図作成代行センターってなに?
運営者の渡辺と藤井は何者で、何を考えているのか?…ということです。


■行政書士って?

行政書士試験に運よく合格した渡辺は、「行政書士とはなんだろう?」と悩んでいました。

試験に受かったはいいものの、行政書士が何をする人なのかって、よくわかんなかったんですよね。

行政書士法の条文には、行政書士の業務は

・官公署に提出する書類の作成(行政書士法第1条の2(1))
・官公署に提出する書類を官公署に提出する手続きについて代理すること
 (行政書士法第1条の3-1)
・権利義務又は事実証明に関する書類の作成(行政書士法第1条の2(1))

である、と書いてあるのですが、読んでもいまいちイメージがわきません。

先輩行政書士さんの開業本やカバチタレという行政書士が主人公の漫画ドラマ化もされてるようですねを読み漁りました。

行政書士の業務には、各種営業許可申請・会社設立・車庫証明・遺言相続・・・いろいろあるんですね。

要するに、役所への手続きを代わりにやってあげる人ですね。

例えば「会社を設立しよう。」と思ったとき、役所になんだかんだ書類を提出します。
その書類を代わりに作ってあげる仕事です。

例えば「相続をしよう。遺言状も書こう。」と思ったとき、やっぱりなんだかんだ書類が必要です。
その書類を代わりに作ってあげる仕事です。

今でも、友人知人にって聞かれてもあんまりうまいこと答えられません。
「行政書士って何?」って聞かれたら「引越し屋さんみたいなもんだよ」って答えてます。

「引越しは自分でもできるでしょ。でも荷物多いと大変だから引越し屋さん呼ぶでしょ。 会社設立しようと思っていろいろ書類作るのも、自分でもできるけど、書類に書き方とか調べるの大変そうじゃん。 面倒だったら行政書士に頼むんだ。僕がやってる家系図も自分でも作れるんだ。でも自分で作る暇無かったり大変だったら頼んでくれれば良いのさ。わかるかね?」

みたいな感じで答えてます。


■家系図作成業務?よくわからないけど面白そう!

さて、行政書士業務にはいろいろあるのはわかったが何をしようか?

行政書士業務に関する本を読み漁るうちに、家系図作成業務っていうのがあるのを知りました(行政書士法に照らし合わせると「事実証明に関する書類の作成」に当たります)。

なんだかよくわかんないけど、なんとなく面白そうだな、と思ったのがきっかけです。

家系図作成業務といっても、具体的にどうやって家系図を作るのか、全くわかりません。

そもそも、なんとなく面白そう、と思いながら、家系図ってどんなもんかすらよくわかりませんでした。

そこで。まず自分の家系図を作ってみることにしました。

家系図に作成に関する本は何冊か出版されているので、それを買ってきて、とりあえず自分の家系調査をしてみました。

家系図作成マニュアル

太田聡/楡井範正著 ビジネス社 1,500円


自分でやってみると、戸籍(戸籍謄本・除籍謄本)を取るのは、簡単なようで難しかったです。

まず、戸籍(戸籍謄本・除籍謄本)の読み方に慣れないと、どこに何が書いてあるのか…次はどこに問い合わせれば良いのかすら読み取るのに一苦労です。

さらに、古い戸籍になると、旧字が使われていたり、筆書きで字がつぶれていたり、どんなに頑張ってもまったく読み取れない。

ここで思ったのが、「あぁ、これは大変だ。一生懸命頑張って、この道の専門家になれば、きっと仕事になるし、困っている人のお役に立てる」と、いうことです。

それは、今思えば全く正解でした。 家系図に興味のある人は、予想以上に多かったです。 でも、自分で家系図を作ろうにも、まず何から始めれば良いのかわかんなかったり、家系図作成を始めたものの予想以上に手間隙が係り、途中で止まってしまった方が、たくさんいました。

もう一つ思ったのが、「家系図っておもしろいな」と、いうことです。
知らなかったご先祖様を知るのは単純に楽しいです。 大学の教職課程の授業で、「人は生まれながらに学びたい知りたいという欲求を持っている」と習ったのを思い出しました。 単純に楽しいというのはこの欲求が満たされていく楽しさだと思います。何せ私は、祖父母の名すら明確に知りませんでしたから。

また、作ってみて感じたのですが、家系図をきっかけに家族との会話が増えます。家系図が出来ていくたびに母に見せに行っていたのですが、母は私以上に興味を持ってくれて、今まで知らなかったご先祖様や親族の話をいろいろ教えてくれます。

・幼くして亡くなった母の兄弟のこと
 ・・・私は母が7人兄弟であるということすら知りませんでした

・いろんな所へ養子に出ていた祖母のこと
 ・・・幼いころの記憶にある祖母は、私にはとても優しかったのですが、近い親族
   でも人見知りするところもありました。 今思えばいろいろあったんだと思います。

・食べるものがなかった話
 ・・・獣臭いあまり良くない肉を食べたことがあるらしく、今でも母はあまり肉が好き
   ではありません。

・飼っていた猫がいなくなった話
 ・・・私が猫を飼おうとした時大反対でした。探しても探しても見つからなかった悲
   しい思い出があるそうです。

・両親の馴れ初め
 ・・・職場結婚である、というのはなんとなく聞いていたのですが。

家系図がきっかけにならなければ一生聞く機会の無かった話だと思います。

ご先祖様の生きた時代は厳しい時代でもあったので、楽しい話よりも悲しい話の方が多いかもしれません。
でも、ご先祖様の話を聞くのが一番の先祖供養だと思います。


■家系図の筆耕してくれる人を探す!

家系図作成業務、といっても、家系調査をするだけではなく、出来上がった家系図を筆で書いて巻物や掛軸へ表装して提供するサービスまで行いたかったので、 筆耕・表装をしてくれる人を探さなければなりません。

まずは、筆耕してくれる人を探しました。

インターネットで探しても、賞状や宛名書きの代筆屋さんはたくさん見つかるのですが、家系図を筆耕してくれるというところは、全く見つかりませんでした。

しょうがないので、書道家の先生・・・たとえば書道教室の先生なんかを探して書いてもらえないか頼んでみようと思いました。

筆耕や表装の外注先を探すに当たり、一つ決めていたことがあります。
北海道の業者を探そう、ということです。
北海道は今不況です。元気がありません。
私は温泉がたくさんあって、海に囲まれた北海道が大好きです。

ほんのささやかでも良いから、北海道の経済に貢献したい、という思いがありました。

タウンページで、「筆耕」で検索すると、結構たくさんの書道家の先生や代筆屋さんが見つかりました。
いっぱいあったので、まずどこに連絡しようか迷ったのですが、 迷っていても仕方ないので、とりあえず一番近所の「藤井龍雲」という書道家の先生に電話してみました。

「あの〜、家系図を書いて欲しいんですが。そんなのやってますかねぇ?」

「家系図???家系図かい??? えーと、書いたことないんだけど、どんな感じなのかな?家系図って自分のかい?」

「あ〜、実は私、行政書士でして、家系図を作る仕事をしようかと思ってまして。それを筆で書いてくれる人を探してたんです」

「行政書士!!!行政書士かい!!! あー、そうなんだ。えっと、実はね、私も行政書士なんですよ。書道もやってたから、こういう代筆の仕事もやってるんだけど。 でもね、家系図?行政書士で家系図を作るのかい?」

実は、行政書士による家系図作成業務というのは、ここ数年で定着してきた行政書士業務としては新しい業務なのです


■家系図作成代行センター発足!

一番最初に電話した書道家 藤井龍雲は、実は行政書士 藤井進でした。



この後、藤井進とは大変仲良くなり、共に家系図作成代行センター、

家系図作成担当:渡辺宗貴
家系図筆耕担当:藤井進 

として二人で活動することになりました。

藤井とは今でもよく最初に縁があったときの事を話します。

「渡辺先生。良く僕を見つけて連絡くれたね。私も行政書士だけど、まさか家系図なんて仕事あると思ってなかったから。 でね、僕も書道やって、いろんな書き物頼まれててね、宛名書き・賞状・お品書き・掛軸・表札…なんでもやったよ。 まだ、他にもなんかあるんじゃないかな?…って思ってたとこだったのさ。そしたらちょうど渡辺先生から電話あったから。そうか、家系図って言うのがあったんだもんね」

「僕も、家系図の筆耕なんてどこに頼んでいいかわからなくて。電話帳見て片っ端からかけようかなと思って、一番最初に電話したら藤井先生だったんですよ。 まさか、行政書士だなんて思いませんから。びっくりしましたよ。でも、良かったですよ。藤井先生じゃなかったら、ここまでいろいろ相談してできなかったと思うから」

実際藤井と出会えたことは本当に心から良かったと思っています。
行政書士業務への理解・書道家としての知識・職人の心意気、全て持ち合わせている藤井と出会えなければこんなに楽しく自信を持ってこの業務は行えなかったと思います。

二人で活動するに当たって、なんか名称を決めようと相談しました。

で、お互いに案を出し合ったのですが

「家系図作成企画センター」
「家系図製作所」
「家系図作成調査事務所」

藤井からは、割とお堅い案が出てきます。

一方渡辺からは

「家系図コンビニクラブ」
「家系図屋さん」
「家系図の代書屋」
「家系図のあぶらこ堂」

割とくだけた(ふざけた)案が出てきます。
性格の違いでしょう。

※「あぶらこ」とは、正式名称アイナメという魚の北海道での地方名です。
 釣り好きの渡辺が好きな魚というだけで、名称に用いようとしたことに深い意味は
 ありません。 ちょっと北海道感を出したかっただけです。

苫小牧東港で釣ったあぶらこ。



結局「行政書士があなたの代わりに家系図を作成しますよ」という、イメージをなるべく伝わりやすく表現した

「行政書士 家系図作成代行センター」

という名称に決めました。

やや面白みには欠けますが、まあわかりやすくていいかなと。


■家系図を表装してくれる人を探す!

さて、筆耕してくれる人が見つかったので、次は巻物や掛軸へ表装してくれる人を探しました。

ここでも、同じく一番近くにある表装店を探しました。

目をつけたところが幸いにもホームページをお持ちだったので、メールで連絡してみました。 家系図の表装なんかは全て可能だそうで、喜んでやってくれるとのことでした。

逆に

「うちの店でも家系図を扱いたいんだけど、家系図作りたいって人がいたらあんたに頼んでも良いのかい?」

と聞かれ、単なる外注先ではなく、お互いに業務を発注しあう提携先となることができました。

業務を開始するに当たって、サンプルが必要だと思い、まずは自分の家系図を筆耕し、巻物と掛軸に表装してみたました。



仕上がった家系図を見て、「素晴らしい!これは欲しがる人がいっぱいいるだろうなぁ」と思いました。

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